いけばな用にはじめて花瓶購入!

 もはや剣山に挿せない花材がやってきたので、いけばなのお稽古が終わってから、浅草橋のeast side tokyoへ花瓶を買いに行くことにしました。日曜ミサSpin-off Versionも開催することにも絡めることにしたら翌日必要! 迷わず買おうという気にもなってきました。

 お店は18時までですので、あと1時間半。駅までの道をさくさくと歩いていると、なんと、またPatrickに会ってしまいました?! 何でこの人とはこんなに会ってしまうのか?! もう彼は転職もしたし、最寄り駅で会うこともないだろうと思っていたので、お互いにびっくり! その日は以前の職場でイベントがあり、たまたま来ていたそうです。彼女とベンチでお茶していました。2日連続で知り合いにばったり会うなんてことが続きました! 流れに乗っているサインです。

 浅草橋に到着。よくeast side tokyoで花瓶をチェックしていたはずですが、欲しい花瓶をイメージしながら選んでいると、結構いろいろな種類がこの店にあったのだなと、驚きました。絶対必要だと思うと、視点がかわってくるものですね。

 そして、これだ!というものを見つけました。観葉植物の鉢がダークグレーなので、グレー系が部屋になじみます。これ以上自分の部屋に合うものはないだろう!というくらい、ぴったりと感じるものに出逢えました。光の当たり方によって、少し紫がっても見えますし、鏡のように周りのものが映ることで、色が変化しても見えます。ちゃんと花瓶を買うなんてはじめてのことでした。

 

 そして今朝、いけてみたのがこちらです。花瓶がずっしりしているので、段竹の長さにももっていかれず、小さいのに安定感があります。なにも留めていないのです。師匠の言ってたとおりに、どこか1点を支えにして、形をつくるというやりかたで留まりました。いけばなのお稽古をしていなければ、こんな花材にも出逢うこともなかったですし、重なるようにいけるなんて発想は、いけばな展でいろいろ見ていたとしても、実際に落とし込むことはできなかったでしょう。

 奥行きを出していけること。すべてを主張させないように生けることなど、昨日習ったところを思い出していけてみました。上級の方が生けると、どうなるんだろう? 見えている世界が違うんだろうな。そういう細かいところをいろいろと知っていくことで、ますます生きるセンスが磨かれていくのでしょう。来週もいけばながあるので、家の中のネイチャー度がますます上がりそうです。(笑)