映画『ジョーカー』鑑賞。

 1D1U kitの配送も終わったあと、ようやく後味の悪そうな映画(笑)『JOKER』鑑賞へ行ってきました。なんだか心の準備をしないと見られないような雰囲気でして。

 あらすじとしては、ピエロの仕事をしていた心優しいアーサーの心が、ある日壊れてしまい、社会現象まで巻き込むほどの悪のカリスマになっていくストーリーです。

 とても共感する人も多いらしいですが、私はというと、理解はできるけど、感情移入まではないですね。ニュートラルな位置から鑑賞していた感じです。確かに、ホアキン・フェニックスの演技はすごすぎます。23キロ減量だとか。

 でもそれよりも驚いたことが、私はホワキンのことは『her』の映画しか見たことがなかったので、全然知らなかったのですが、2008年に「ラッパーになる」とか言って、すべての仕事のオファーを断って、引退宣言をしていたという話。ロン毛になり、ひげを生やし、おかしくなっていくホアキンは、心配されて、あるTV番組のインタビューにでたそうなのですが、そこでも問題発言をしたり、ラッパーとしてのライブでは、観客とひと悶着があったりと、とにかくおかしかったそうなのです。

 しかし! 映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』の撮影のための、芝居だったんですって!しかも、身銭を投じてその映画を、ベン・アフレックの実弟ケイシー・アフレックが、監督して撮影していたんですって! だから、ホントにホワキン、JOKERなんですよ! やばい!(笑)Amazon primeにないので残念ですが、観てみたい気もします。

 英会話の先生は、やっぱり知っていたんですよね。そういうことを知っている映画ファンや、アメコミファン、バッドマンファンなど、いろいろな層がこぞって「ホワキンだから観てみたい!」なんて思って、映画館へ。そしてやっぱりホワキンの演技凄かったよ!と、また客が客を呼んで、こんな騒ぎになっていたのか! と知りました。

 すごいんですよとにかく。冷蔵庫に入ってしまうシーンなんて、即興なんだそうですよ! ロバート・デニーロと、台本の読み合わせをするかどうかでも揉めていたそうじゃないですか! いろいろな意味で大問題作。これで、アカデミー賞主演男優賞とかになってしまったら…。どうなっちゃうでしょう。なんだか、ホワキンの今後も目が離せません!私と同い年なんですね~。