ハイビスカス再生チャレンジ 16日目

植え替えたハイビスカスから、1週間して、小さな新芽が出てきた。

ああ、ちゃんと生きていたんだ。

それだけでも、かなり嬉しかった。


葉が少しずつ増えてきて、黄色くなっていた古い葉も落ち、気づけばほとんどが新しい葉に入れ替わっていた。

ここまでくれば、再生はうまくいったのだろう。


さらに一週間ほど経ったころ。

細い枝の先に、小さな膨らみを見つけた。

最初は、新しい葉かなと思った。

でも、よく見ると違う。

蕾だった。

思ったよりも蕾の再生が速かった。

しかも、蕾がついたのは、決して立派な枝ではない。

細くて、まだ頼りない。

こんなところに花を咲かせるだけのエネルギーが残っていたのか、と少し驚いた。

植物は、根を整理され、枝を切られたあと、まず生きるために新しい葉を出す。

そこからさらに余力が出てくると、今度は花をつけようとする。

今回のハイビスカスも、根詰まりがほどけ、新しい土の中で根が落ち着き、日光を受けながら、少しずつ自分のペースを取り戻していったのだと思う。


もちろん、蕾がついたからといって、必ず咲くとは限らない。

ハイビスカスは、水切れや環境の変化で、咲く前に蕾を落とすこともある。

これまでにも、ポロリと落ちてしまうのを何度か見てきた。


だから今は、何かを足しすぎるより、

水を切らさず、

日光に当てて、

たまに土母を少し。

あとは、なるべく静かに見守ることにしている。


捨ててもいいかな、と思っていた株。

そこから新しい葉が出て、

さらに、その先に蕾までついた。


まったく咲きそうもないと思っていた場所に、

花を咲かせるだけのエネルギーが、まだ残っていた。


あとはもう、

咲くところまで見届けたい。