日曜日の朝。
英会話のレッスンで、HITOMISMの第1話を英語で音読した。
2008年に書かれた、Nanaさんの物語。
90日前まで、自分が何をしたいのかわからなかった。
エネルギーはあるのに、どこへ向けたらいいのかわからない。
仕事も楽しくない。
周りからはいろいろ言われる。
そんなところから、コーチングが始まった。
髪型を変えたり、家を売って引っ越したり、ブログを始めたり。
読みながら、
「これ、全然古くなってないな」
と思った。
18年前の話なのに。
ちなみに、この第1話だけは、私が編集していない。
Nanaさんが、自分に起きた90日間の変化を、そのまま書いてくれたものだ。
そして彼女は、この文章を「hitomism 1」と名付けた。
自分のあとにも、2、3、4、5……と、人生が変わる人の物語が続いていくだろう、と。
本当に、その後73話まで続いた。
英語で読み終わったあと、フィリピン人の先生から感想が届いた。
「彼女の人生が変わったこと、そしてそれ以上に、自分自身をどう感じるかが変わったことに、あなたは本当に力を貸したんですね」
そして、
「彼女はすぐに大きな決断をしていて、とても勇敢だった」
「90日間で彼女がどう変わったのかを読むのが楽しかった」
と。
なんだか、不思議だった。
2008年に日本語で書かれた文章を、
2026年の日曜日の朝、英語で音読している。
そして、海外の人がその物語を読んで、普通に心を動かされている。
昔の文章だから、どこか古く感じるのかと思っていた。
全然そんなことはなかった。
「自分が何をしたいのかわからない」
「周りの声を聞きすぎて、自分がわからなくなる」
「自分はこのままでいいのか」
「誰かに背中を押してほしい」
18年経っても、人間はだいたい同じところで悩んでいるらしい。(笑)
変わったのは、届け方のほうだった。
2008年には、日本語でWebに掲載していた物語が、
今はAIで英語にできる。
Webサイトとして、新しい形で見せることもできる。
そして海外の人にも、そのまま読んでもらえる。
文章が古くならなかったというより、
そこに書かれていた「人間」が古くならなかった。
そんなことを思った、日曜日の朝。
HITOMISM、Mediumにも出せそうだ。
18年前に終わったと思っていたものが、
今になって、行ける場所をどんどん増やしている。
またひとつ、過去から未来へ線が伸びた。
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