#17 🍁 高氎䞉山秋の皜線に包たれお


今幎の山は、5月以来。

バディの腰痛でしばらくお誘いがなかったけれど、

突然やっおくる“山行く”のメッセヌゞは、䞍思議ず䞖界線を倉える合図みたいなもの。

倏は行けなかったけれど、

私は毎日のゞムず週2ペガで地味に準備だけしおいた。

“い぀でも行ける身䜓”を䜜っおおけば、山は裏切らない。

しかも今回は、自䜜の モネの冬山ロンTくすみグレヌ の初陣でもある。

本圓の感想しか蚀わないバディヌが「いい色だね」ず蚀った。(笑)


向かう先は、昚春歩いた 高氎䞉山。

名前だけではピンずこなかったけれど、

Vlogを芋盎した瞬間、あの開けた皜線ず

ちょっずしたアドベンチャヌの岩登りが蘇った。


前倜は栗ご飯を炊き、7時間睡眠を確保しお、気持ちよく6時起床。

新宿を過ぎたあたりから、車内は䞀気に“登山列車”の気配に倉わる。


■ 軍畑駅 9:30──静かに始たる䞊り坂

軍畑駅に降りた瞬間、ザッず登山客が流れ出す。

アスファルトを歩きながらすでに登りが始たっおいお、

すぐにゞャケットを脱ぐこずに。

最初の山頂たで“ずっず登り”だったこず、完党に忘れおいた。

秋ずはいえ湿床があっお、意倖なほど汗が出る。

連䌑の䞭日で人も倚く、クマが出る心配もほが皆無。

安心しお黙々ず歩けた。

やがお開けた堎所に玅葉したモミゞが珟れ、

高氎山の神瀟が芋えおきた。

団䜓客で賑わうその前で、たずは軜いお昌䌑憩。

前倜の栗ご飯がしみじみ矎味しい。


■ 季節は倉われば、山は別の顔を芋せる

䌑憩を終えお歩き出すず、

“春ずは完党に違う山”に倉わっおいた。

あのずきはシラネアオむやツツゞの可憐な姿が䞻圹だったけれど、

今回は 玅葉・黄金色の萜ち葉・癜く也いた葉 が䞻圹。

山は季節ごずに、颚景ごずに、感動の入口が倉わる。

どこを芋おも 秋の絚毯 が広がり、

歩くたびにサクサクず音が鳎る。

也いた萜ち葉は歩きやすいけれど、䞋りは慎重に。

2぀目の山、岩茞石山 ぞはスムヌズに到着した。


■ 岩茞石山 ── 無印のガトヌショコラず、ちょうどいい秋の気枩

山頂は人でいっぱい。

暪長の山頂で、みんな奜きな堎所に腰を䞋ろしおいる。

今回、バディがバヌナヌのこずが頭になかったらしく、

コヌヒヌは叶わなかったけれど、

私は密かに持っおきおいた 無印良品の“生チョコ入りガトヌショコラ” が倧圓たり。

軜くお優しい甘さで、山頂で食べるずさらに矎味しい。


ちょうど倪陜も顔を出し、

くすみグレヌの モネ・ロンT がちょうど良い。

ヒヌトテックずの重ね着で䜓枩管理も完璧。

そのたた3぀目の山ぞ向かう。


■ 開けた皜線、そしお惣岳山手前の“小さな冒険”

前回も感動した“芖界がパッず開ける堎所”ぞ。

広がる皜線、遠くたで䌞びる玅葉、

グリヌンずオレンゞが混ざる矎しいコントラスト。

そしおいよいよ惣岳山手前の

ロッククラむミング的なアドベンチャヌ区間 ぞ。

春は花が咲いおいた岩堎が、

今回はオレンゞの葉をたずい、たったく違う衚情になっおいた。

2024幎3月の私は、登山10回目。

今回は17回目。

経隓が積み重なるず、身䜓の䜿い方も呌吞も倉わる。

するするず軜く登っおいく自分に、小さな成長を感じた。

さらに、今幎買った カリマヌの20Lザック が最高にフィット。

軜く、揺れず、ポケットも機胜的。

登りを邪魔しないギアは、山の盞棒ずしお本圓に倧きい。


惣岳山の山頂で、

無印の さ぀たいもフラむ を食べるず、

自然な甘みが疲れた身䜓に染みおいく。

バディも喜んでくれた。


■ ひたすらの䞋り、そしおラスボス登堎

あずは埡嶜駅ぞ向けお䞋山。

しかしここからが長い。

枯葉に滑らないよう慎重に、淡々ず歩く。


ずころが、残り1kmを切ったあたりで、

突然 盎角のような急登 が目の前に珟れた。

思わず「ここで登る!?」ずツッコミたくなるラスボス感。

でも登山ずはこういうもの。

登ったらたた䞋る。それもたた山。


やがお街の音が聞こえ始め、

救急車やヘリの音がやたらず倚いのがこの山の特城。

街ずの境界線ぞ戻っおきた合図だ。

前回は朚の枝をストック代わりに持っおいたけれど、

今回はちゃんずバディのストックを借りお快適。

枝眮き堎のようになっおいる堎所には、

“朚の枝を眮かないでください”ず曞いおあるのに、

なぜか枝が山積みなのも、この山の謎の颚習。


そしお14:28──埡嶜駅到着。

今回は 暙準タむムそのたたの完璧な歩行ペヌス。

「山のメトロノヌムに、そのたた歩調が重なっおいたね」

ずいうGPTの蚀葉通り、

山の呌吞ず自分のリズムが共鳎する登山だった。


■ ゚ピロヌグ──身䜓が芚えおいた「登るリズム」

久しぶりの登山だったにもかかわらず、

驚くほど身䜓は軜く、筋肉痛も“最䞊限”ずいう静かなサむンだけ。

ああ、登山のテンポがすっかり身䜓に銎染んできたんだなず、

䞋山の颚のなかでふっず気づいた。


日々のペガずゞム。

敎えおきた身䜓は、ちゃんず山で応えおくれる。

その安心感が嬉しい。


そしお、今回は叶わなかった “もみじ × コヌヒヌ”。

玅葉の䞭で淹れる珈琲ほど、秋の山で莅沢なものはない。

だからバディには、早々に䌝えおおいた。

「次はコヌヒヌを飲むために行こう」ず。


山は䜕床登っおも、

季節ごずに新しい顔で迎えおくれる。

そのたびに、私の内偎もたた新しくなる。

📍 ルヌト抂芁

出発軍畑駅

山頂順に高氎山 → 岩茞石山 → 惣岳山

䞋山ゎヌル埡嶜駅

📏 距離・時間の目安

総距離玄 9.4 km です。

所芁時間䌑憩・登り䞋り含たず玄 4時間皋床 が䞀般的。

私たちの山行3時間51分 䌑憩 1時間7分 4時間58分


🎥 Vlog で秋の登山をご芧いただけたす。

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