来月、金井さんがお仕事でフィリピンへ渡航されるという。地震と台風の被害が相次いだことをご存知なかったようだが、幸いにも訪問先は被害を免れた地域とのこと。マニラを経由し、目的地の島へと向かわれる予定だ。
一体、どんな島なのだろう——。
英会話レッスンで紐解く、フィリピンの島々
今回のレッスンのテーマは、金井さんが訪れる島について。フィリピン人の英会話の先生と一緒に、じっくりと調べてみることにした。
実は先生自身も、今は少し特別な状況にある。地震と台風の影響で家の建て直しが必要となり、現在はボーイフレンドの住む島からレッスンを続けているのだという。彼女の街からその島まで、まずセブまで車で5時間。そこからフェリーでさらに4時間——。電車網のないフィリピンでは道路は常に混雑し、島々を結ぶのはフェリーが頼りだ。
そして驚いたのは、金井さんが訪れる島の遠さである。セブから大型船で、なんと12時間かかる場所だというのだ。
スペインの薫り漂う、穏やかな島
その島は、先生も訪れたことがない場所だった。一緒に調べていくうちに、その魅力が次第に浮かび上がってくる。
スペイン植民地時代の面影を色濃く残す街並み。中心部にはヨーロッパを思わせるコロニアル建築がさりげなく佇み、「フィリピンでいちばん穏やかな街」と称されることもあるそうだ。
出張時期がクリスマスシーズンと重なることから、街はきっとイルミネーションで彩られ、夜空には花火が上がるだろう。「帰国便の機内から、花火が見えるかもしれませんね」と先生は目を輝かせていた。
山と湖が織りなす、もうひとつの島の物語
レッスンでは、先生のボーイフレンドが住む島についても話が及んだ。比較的小さな島で、山のくぼみに神秘的な湖を抱く、美しい場所なのだという。
フィリピンは7,000を超える島々から成る国。それぞれの島が異なる表情を持ち、訪れるたびに新たな発見があるだろう。そんな多様性こそが、この国の大きな魅力なのだと改めて感じた。
金井さんの出張は業務が主体で、それ以外の予定は未定とのこと。だからこそ、どんな旅になるのか——次にお会いする時が楽しみだ。きっと、素敵なフィリピンの話を聞かせてくださるだろう。
フィリピンの話に花を咲かせているうちに、あっという間にカットが終了。完全にお任せいただいていたのだが、気づけば伸ばしかけていたはずの髪が、かなりのショートヘアに戻っていた。(笑)
旅と対話、そして変化——今日もまた、素敵な時間をありがとうございました。
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