妹っ子の誕生日、今年の舞台はTDS(東京ディズニーシー)でした。とはいえ、彼女とその妹っ子(つまり妹っ子’s)はライド系アトラクション一択。一方、私は80歳の母と「お茶とお散歩コース」。というわけで、到着直後から別行動スタート。結局、最初から最後まで“別々で過ごすディズニー”という新スタイルに。(笑)
3年ぶりのTDS。気づけば、アナ雪・ラプンツェル・ピーターパンの新ゾーンが誕生していて、なんとその存在に気づいたのは、夜6時。(笑)ピーターパンは40分待ちでスルーしましたが、ラプンツェルが20分待ちだったので最後のライドにしました。
でも、そのおかげでゆっくりと5軒ほどカフェ巡りをしながら、雨に降られたり、晴れ間に恵まれたりしながら、記念写真も撮れました。
母も健脚そのもので、12時間滞在も難なくクリア。思い出のページにしっかり刻まれる一日となりました。
【そして、東京駅での奇跡】
帰り際、8時すぎ。雨もまた降ってきていたので、ショーもお土産もパスして帰路へ。母は八丁堀で乗り換え、私は東京駅へ。
そこで——予期せぬ“場面転換”が。新幹線の改札を通り過ぎようとしたとき、妙な熱気、人だかり、駅員と警官の静かな緊張感。
「これは……まさか……」
Xでリアルタイム検索すると、まさに 天皇皇后両陛下が東京駅に到着されるという情報が。
これは、待つしかない。後方の列に立ってしばらくすると、突然駅員の方から「こちら下がってください!」の指示。
え、ここが最前列!?…なんと、最前列に導かれてしまったのです。(笑)
それから30分後、東京駅は静寂に包まれ、天皇皇后両陛下が目の前をお通りに。ただ歩いて手を振られるだけなのに、場の空気がスッと整い、心が洗われるような感覚でした。
ディズニーのショーでもなく、お土産でもなく、その“静かな祝福の時間”が、この日のクライマックス。
「波動って、こういうことかもしれない」
流れに逆らわず、身を委ねるように過ごした一日。その“流れ”が、最後に私を最前列に運んでくれた。
予定通りじゃなくていい。流れの中にこそ、思いがけない“祝福”が待っている。そんなことを、東京駅の夜に再確認したフィナーレとなりました。
0コメント