50歳の BeReal. 41日目の風景

姪たちに勧められて始めたBeReal.も、今日で41日目を迎えた。

21年間毎日ブログを更新してきた習慣が、ここでも静かに力を発揮する。連続記録は自然と積み重なっていく。姪たちも、おばさんの継続力に少し驚いているようだ。

通知から2分以内という制約の中で、映える構図を考える余裕はない。被写体を探し回る時間もない。気がつけば、いつものパソコン画面と窓の向こうの空ばかりを写している。

けれど、それでいいのかもしれない。

毎日の空の表情が残る。いつ、どんな作業をしていたかの足跡も。未来の自分が振り返った時、あの日の準備が今につながっていることを知るだろう。

姪たちとだけつながった小さな世界。人に見せるためではない、ほぼ自分だけの記録。

この瞬間を切り取る行為が、「今を生きているか?」という問いを静かに投げかけてくる。ブログとは違う、一瞬の真実がそこにある。

BeReal.という名前の通り、飾らない日常の中にこそ、本当の自分がいるのかもしれない。