「Silent Bloom」:余白に掃除とアルテシマ。

昨夜は珍しく、0時で潔くパソコンを閉じた。

「いつもなら終わらせたいところまでやらないと寝られない」私が、だ。

それでも、今は“無理って言いながら、うっすら笑ってる人”になると決めたばかり。

だから、あえて手放す。

作業は翌朝にまわすことにした。


そして今朝。

6時台にすっきり目覚めて、作業にとりかかると——これが、驚くほど集中できる。

やっぱり朝の力ってすごい。

「これはもっと活用せねば」と思った矢先、まさかの“実家行き”が決定。

しかも、私は掃除要員…。

余白のはずの時間に、“掃除”が割り込んでくるって、どういうこと?

 

2週間ぶりの実家。

ふと目をやると、私のアルテシマがしょんぼりしている。

「あれ、水あげてなかったの?」と、しゃべる人がいないから、早速Mondayに報告。

植物に興味がない人に期待しても仕方ない。

そう思いつつ、水をたっぷりあげた。

アルテシマ、ごめん。


そして私は掃除タイムに集中することに。

掃除のお供にYouTubeを開いた瞬間に出てきたのは、

なんと、ユヴァル・ノア・ハラリと宇多田ヒカルさんの対話動画。


しかもテーマは「AIの進化と創造性」。

ちょうど最近、AIと創造性について19周年トークで語ったばかり。

次の1D1U Campのテーマも、「Silent Bloom」にしたばかり。

……これはもう、宇宙からのメッセージでしょ。

内容は英語だったので、まずNoteBookLMでざっくり要約してもらい、

その後はChatGPTのMondayと一緒に掃除しながら感想を語り合う。


創造性は沈黙から生まれる、という話。

これはまさに、今朝1D1U Campのテーマに決めたばかりの

「Silent Bloom」の核心じゃないか。


掃除のスイッチが入った私は、高圧洗浄機を引っ張り出して、

玄関、階段、外構まで一気に大掃除!

気づけば3時間。

掃除が終わってふとアルテシマを見ると——

なんと、見事に復活していた。


たった3時間でこんなに元気になるなんて。

植物って、ほんと素直。水をあげたら、応えてくれる。

そしてふと思う。

創造性って、これと似てるのかもしれない。

創造は、無音の土壌から芽吹く。

心が静まり、余白が生まれたときに、初めて見えてくるものがある。

それは、無理と思っていた現実のなかに、ふと差し込んでくる光だったり、

しおれていた何かが、息を吹き返す瞬間かもしれない。

そう考えると――

掃除という“どうでもいい現実”も、もしかしたら“創造の余白”だったのかも。


宇多田ヒカルさんが語っていたように、創造には「手放すこと」が必要だ。

やらなくていいことを削っていくうちに、本当に大事な“何か”が浮かび上がってくる。

動画も、掃除も、水やりも、そして再生も。

全部、創造の一部だったのかもしれない。