33年ぶりに挑戦!数1 二次関数のグラフ

 おそらく、多くの人が数学につまずき始めるのは、因数分解よりも二次関数のグラフに差し掛かる頃ではないでしょうか。そんな難問に、なんと33年ぶりに挑戦しているおばさんです(笑)。それでも、高校数学の「数Ⅰ」程度であれば、答えを逆算することで、なんとか姪に教えることができました。

 私自身、改めて解き方を一から学ぶよりも、過去に一度は触れた内容なので、答えを見ながら自力で解き方を思い出す方が早いと感じています。そんなときに頼りになるのがChatGPTです。二次関数のグラフや途中式まできれいに書いてくれるので、記憶の片隅に眠っていた数学の知識を呼び起こす手助けになっています。

 以下は私の教えている際のノートです。

 しかし、3時間ほど集中して姪に教えていると、自分の頭がまるでストレッチされたかのような感覚に気づくことがあります。過去の記憶を引っ張り出し、それをわかりやすく説明するために言葉に変換し、さらに問題が解けたときには達成感を味わう――そんな風に、過去と未来を同時に脳内で行き来しているのですから、確かに頭をフルに使っている感じがします。

「このとき、私の脳の中では一体何が起きているのだろう?」そんな疑問が湧き、気になった私はChatGPTに尋ねてみました。そのやり取りが、以下の記事となります。

 「なんで、すぐにできるわけでもないのに、そこまで頑張って教えたいと思うのか?」と自分に問いたくなります。私にとっては単純に、頭の筋トレを楽しんでいる感覚なんです。そして何より、あの達成感! さらに、翌日の頭の回転の良さを実感しました。

 自分にとっても少し難しいことを教えようとする、そんな能動的な行動そのものがとても充実していて、「教える」ってこんなに素晴らしいものなんだと改めて感じます。