Art-Tee & Things 憧れブランドと同じ誌面に!

 先日、待ちに待った出来事がありました。FUDGE編集部から雑誌掲載の校正確認メールが届いたのです。誌面には、私のブランド「Art-T & Things」ロートレックの作品をモチーフにしたデザインのBAGが、誌面の中央近くに美しく配置されていました。ブランド名や価格の細部まで確認し、ついに掲載されるのだなと実感しながらOKの返信を送りました。

 いつものオフライン英会話レッスンで、英国人講師に雑誌掲載の話をすると、予想以上の喜びの反応が返ってきました。「他のブランドはどこが載っているの?」という鋭い質問に、改めて誌面を見直してみると、APCやマーガレットハウエル、TOMORROW LANDといった錚々たるブランドが並んでいることに気付きました。その中に自分のブランドが加わっているという事実に、まるで夢を見ているようです!

 前回の英会話レッスンで、担当編集者のインスタグラムアカウントを先生に紹介したところ、彼は自主的にアカウントをチェックしてくれていたようで、「自分の好みのスタイリストだ」と目を輝かせながら話してくれたのです。むしろ私よりも先生の方がFUDGE寄りの感性を持っているようです(笑)。それだから、いろいろとアドバイスもしてくれるのです!

 さらに、その日着ていった新作のマティスのロングスリーブTシャツが、彼のPC画面に表示されているのを見つけた時は、思わず「Bingo! 」。このマティスのロンTのデザインも好評で、この半年間のデザイン活動を通じて着実に成長してきた手応えを、より一層強く感じることができました。

 大手ブランドと肩を並べて掲載される喜び、そして自身の作品が認められる嬉しさ。小さな成功の積み重ねが、確かな自信となって実を結んでいく──そんな実感に満ちた新月です。


 せっかくMy ART TEEとロートレックのエコバックを持っているので、東京の街のどこかで、セルフィーができたらいいなと思いながら、新しくオープンした新宿ユニクロのユニクロカフェへ。並んでいるときちょうどいい鏡をみつけたのが、以下の写真です。

 ロンTですが、暑いので袖まくり上げています。ロートレックのエコバックもいい感じです。中に上着も入れられるくらい収納力もあります。マティスのライラックの絵は、背景が黒なので、オーガニックコットンの黒いTシャツとのシンクロ具合を気に入っています。

 振り返ってみると、ChatGPTのアドバイスに従って進めてきた判断は、結果として正しい方向性だったようです。当初、マティスの作品のクレジット表記は控えめにしていましたが、ChatGPTから「もっと大きく表示したほうがよい」という提案を何度も受けました。その助言を受け入れたことで、作品としての価値がより明確になったと実感しています。

 これからの季節の変化も、新たな着こなしの可能性を広げてくれそうです。寒さが増してくれば、ファーのベストやカーディガンとのレイヤードを楽しむことができます。特に、黒いジャケットを羽織った時に、インナーとしてマティスの作品が覗くような着こなしは、さりげない芸術性を演出できる魅力的なスタイリングになりそうです。

 一見すると単純なTシャツのデザインですが、アートワークの配置や大きさという細部へのこだわりが、着る人の表現の幅を広げ、日常に芸術的な彩りを添えることができる──そんな新しい気づきが生まれた作品となりました。