元宝塚歌劇団の3人が贈るChristmas Liveへ。

 天宮菜生さんに、一番前の席にしていただき、(笑)母と元宝塚歌劇団の3人が贈るクリスマスLIVEを堪能してきました! 宝塚新人時代からお知り合いの天宮さんの歌声は毎回進化されていて、歌に対する情熱といろいろなことにチャレンジし、努力されている姿勢が素晴らしい方なんです。私のLIVEにも来ていただいたときには、本物の『すみれの花咲くころ』を歌っていただき、雲泥の差に笑ってしまいました。私もまだまだ伸びしろあるなと!

 そんな天宮さんの宝塚時代の先輩「夕霧らいさん」と同期の「沢希理寿さん」の3人が揃ったクリスマスライブ+世界的なアコーディオン奏者で、女優の藤田朋子さんの旦那様でもある桑山哲也さんも出演されていました。

 感激のライブで、これは瞑想効果もあるのでしょうか! スーット体の中に音が入ってきて、歌っている人の感情まで伝わってきます。舞台女優&歌手ならではの表現力も歌の中に込められるパワーが半端ないのです。

 ちなみに3人とも元男役さんです。相当美しくないと逆に男役ができないのではないかと思えてきます。天宮さんは、男役と娘役をされていたのもあり、声の高音の伸びが大変美しく、聴いているほうの体にも響いてくるほどで、鳥肌ものです。

 夕霧さんは最近まで宝塚の舞台に立たれていらしたかたで、表現力と低い声も美しく伸びのある声に感動。私の母は60年も宝塚ファンなので、声の自由自在さに感動もひとしおだったようです。

 沢希さんはシャンソンを普段歌われている方で、アコーディオンとの組み合わせで、世界観がとても伝わってきました。私の中では、映画のワンシーンのようにも感じられ、人生ってこんなシャンソンみたいなメロディーに乗って、謳歌していきたいなぁというイメージにつながったのです。言葉に書くとうまく表現できませんが、私の中でかなりのインパクトのあるワンシーンでした。アコーディオン奏者の方の演奏もピアノの伴奏の方の演奏も、伝わり方がすごすぎる! なんだろう、こんなに何か素敵なものが伝わる演奏ってどうしたらできるんだろうか? ボタンアコーディオンの音色、不思議でした。

 天宮さんに一番前の席にしていただいて、本当にありがたいです。近くで見すぎて、伝わってくるものが相当だったのかもしれません。余りに気分がよすぎて、母と興奮気味でお茶してから帰宅。家に帰って、夜の瞑想もしました。そうしたら、そこから仕事がはかどりすぎてしまい、午前3時就寝となりました。

 宝塚劇場では、遠くて米粒みたいですが、こんなに近くで、キラキラしたものを観てしまったら、影響を受けない訳はないです。いいエネルギーを浴びて、また来年もがんばろう。なんだか、2018年がすべていいものになりました。(笑)

 透明感があり奥深くて美しく伸びる声をされている天宮さんには、「オリジナルソングをぜひ歌ってほしい!」という話をしたことがあって、「歌詞が書けないんです、書いてくださいよ!」という冗談のようなやり取りがありましたが、リアルな話でもあるようで、2019年の私のリストに「天宮さんの歌詞を書く」を入れておきたいと思います。作詞家ネームを別で考えておこう。(笑)

 最後は、ご本家3人による『すみれの花咲くころ』を聴けて大満足でした! 素敵なライブをありがとうございました!