ゆめちゃんに書道を教える。

 冬休みと言えば、お書初め。ゆめちゃんに書道を教えることになりました。私は子供時代に10年くらい書道をやっており、習っている人特権で、学校内では金、銀、銅賞どれかはいつも獲得していました。妹の方が大人の部までやっていたので、妹が教えればいいのにと思いつつ、暇な伯母さんが教えることになりました。

 ゆめちゃんは、小学校低学年に少し書道を習ったことがある以来です。正直、こりゃたいへんだなぁと思うレベルから始まりました。

 しかも、全然言うとおりにやろうという態度を見せず、(笑)「まず、大きな紙に書いてみたい!」と、何しろ体感覚派です。まったく言うことを聞かない風だったので、意図的にしばらく自由にさせていると、「ここどうやるのか教えて。やる気出てきた!」と言ってきました。教えるときは、待つことが必要ですね。

 まずは、バランスよく書けるようにすることから始めました。3時間くらい書いて、形はOKと言うところまでで終わり、「明日も来てくれる?」とお願いしてきました。完全にやる気モードスイッチ入ったようです。

 翌朝は、11時ころに実家へ。まずは縄跳びをやってウォーミングアップ。私も昨日は2重飛びをコンプリート出来なかったので、朝から二重跳びにチャレンジし、必死そうな顔で13回連続出来ました。しかし、動画を撮影したいので、笑顔で飛ぶバージョンまで頑張りました。(笑)


 さて、書道です。ことちゃんもせいちゃんも書道をやると言い出しましたので、リビングの机を端に寄せて、書道教室のようにミニテーブルを配置して、みんなでお書初めとなりました。書道は生まれて初めての二人ですからね。靴下の裏に墨がついて、そのまま床を歩いて足跡をつけたり、大変なことにもなっていましたが。(笑)しかしかなり楽しかったようで、何時間も書き続けていました。 

 ゆめちゃんの2日目の課題は、太く書くことと、「止め」や「はらい」のディテールを指導することにしました。

 私も弟も妹も書道をやっていましたし、おばあちゃんの感想もらいながら、さらに、自己採点も加わりながら、ずいぶん真剣度がアップしているゆめちゃんになっていました。

 実際に書いているところも見たいということで、私も書くことにしました。お手本が、本当の大きさよりも小さめであったので、実物大も欲しいところだったのです。

 私も30年ぶりに、太い筆での書初めとなりました。「希望」は、何度か書いたことのある文字なので書けます。「朝」の文字特訓用に、妹の「朝」も書いてもらったところ、やっぱりうまい! 先生的な止めとはらい、年季の分、違うもんだなぁと感心です。

 結果的に私と妹の書いた実物大がお手本になり、ますます、ゆめちゃんも書きやすくなったようです。

 夕方に一度休憩をしてから、夜19時くらいまでやりました。写真は、最後のほうのゆめちゃんの書道です。最初はどうなることかと思いましたが、希望が見えてきましたね~。(笑)ゆめちゃん、よくがんばったと思います! 

 私もこんなに長時間書道を教えるとは思っても見ませんでした。久しぶりにやりましたが、集中する感じが、心地いいなと思いました。ついでに、「限界突破」と今年の抱負も書道に認めておきましたよ。

 人に教えようと思うと、自分も細かく見なくてはいけないので、こちらも上達していくものだなと、短時間で面白い発見もありました。いい時間をありがとう!