金井ゆりさんピアノリサイタル@JTアートホール Brilliant!

 小学校の時の同級生の金井ゆりさんのピアノリサイタルへ。30年以上ぶりにお会いして以来は、今でもバレエ繫がりで母親通し仲良しなので、私もリサイタルへ行くようになり、毎回楽しみにしています。

 今回は、バッハの「羊は安らかに草を食み」という曲から始まり、バルトーク「子供のために 第2幕より他」、シューマン「子供の情景Op.15」、ショパン「マズルカOp.24-1,2」スケルツォ第4番Op.54」アンコールは、最後のアンコールはバルトークの「豚飼いの踊り」でした。羊、子供、豚という素朴なかんじの興味深い構成で、ずっと楽しく聴かせて頂きました! ちょうど、その2日前の富永さんのピアノ&レクチャーでショパンとシューマンの話も出てきていたので、自然と事前予習もばっちりでした。

 女性のピアニストの場合、衣装にも注目が行きますね。前半は、白とグリーンのドレス、後半はこの写真のサーモンピンクのドレスで、ネックレスとヘアアクセサリーのコーディネートまで、本当に美しかったです! 会場が広いので、前半と後半と席を変えて見ることもできまして、ピアニストの表情も見させて頂きながら、優雅なピアノ鑑賞となりました。

 とても音の響きのいい会場で、小さい音から大きなおとまでのコントラストがよく聴こえましたし、完璧にしか見えませんでした!そしてなにより、前回よりもかなり進化をされているのを感じました。演奏が終わるときのキメのポーズをはじめ、すべてが超プロフェッショナルな動きで、感動しました。本当にすごい同級生です! このまま40年後のフジコ・ヘミングさんの歳になったら、どうなってしまうのか!

  写真のゆりさんの笑顔からも、この演奏会が大成功だったんだなぁと思います!これからも楽しみです! お疲れさまでした&ありがとうございました。