"Emily in Paris 5 " トレッドミルで完走。

 明日のウェビナーのミーティングを5時間も行ったあとに、なぜか私は元気だった。疲れているはずなのに、不思議と頭が冴えている。こういう日に限って、なぜか続きが気になって仕方がないあのシリーズを観始めてしまうのだ。

 そして、なんと10話まで完走してしまった。2日間で。集中というより、もはや止められなかったと言った方が正確かもしれない。

 最後のエピソードは、ジムのトレッドミルの上で視聴した。私にとっては、これが意外と心地いい。体は機械的に動き、目は画面を追い、頭はストーリーを追いかける。三つのことが同時に進行するとき、集中力が続く。前頭葉の働きが良いからかもしれない。

 そして、あのラストシーンである。

「これ、絶対シーズン6へのクリフハンガーじゃないの!」

 思わずそう叫びたくなった。いや、実際に小声で「え!!!」って言っていた。隣で走っている人はいない。

 ちゃんと終わっていないじゃないか。全然終わっていない。これは完結ではなく、続きへの予告編だ。おかしい。もう一度第10話を開いた。そして最後の数分間、指でカーソルを行ったり来たりさせて、何か見落としはないかと確かめてしまった。

 笑ってしまう。自分でも馬鹿馬鹿しいと思いながら、でも確かめずにはいられない。

 結論:やはりクリフハンガーだった。

 物語は、私を宙吊りにしたまま終わった。いや、終わっていない。続きがあるのだ。シーズン6が。ギリシャで。いつになるかわからないけれど、きっと。

 明日はウェビナー当日。さて、どんなクリフハンガーが待っているだろうか。

0コメント

  • 1000 / 1000