先日、ジョニー・デップの展覧会へ思いがけず初日に行った話を母にしたところ、思いがけず「私、ジョニー・デップのファンだったのよ」と告白されました。(笑)
私は2010年頃から本格的に映画を観るようになったので、洋画ファン歴はまだ15年ほど。一方、母はもう60年近く映画を観続けている筋金入りの映画好き。その知識量にはとても敵いません。
「ギルバート・グレイプに出てたわよ」と言われて、思わず「ええええ!!」と声が出ました。ディカプリオのお兄さん役と聞いて、顔を思い出し、あれはジョニデだったのか?!
そして、ChatGPTに「ジョニー・デップの出演作」を聞きながら、母がどれくらい観ているのか確かめてみたのですが……結果、ほとんどの作品を知っていて驚きました。
ChatGPT:ジョニー・デップは「顔で演じる」のではなく、「存在そのものを変容させる」タイプの俳優。作品ごとに別宇宙へワープします。代表作だけでなく、“魂の震え”が起こる系を軸に厳選しました。
🎭 まずは外せない《変身三部作》
1. エド・ウッド(1994)
「史上最低の映画監督」を演じてアカデミー賞級の演技。
ダメさ・情熱・純粋さが全部同居していて、“表現とは何か”を静かに突きつけてきます。
ひとみさんの「創作×人生」の感性と、かなり共鳴する一本。
2. シザーハンズ(1990)
言葉よりも“佇まい”で語るデップ。
未完成な魂が世界と触れ合う寓話で、孤独と優しさが同時に流れます。音楽も美しい。
3. パイレーツ・オブ・カリビアン(2003〜)
ジャック・スパロウという“型破りな英雄像”を生み出した奇跡のキャラクター。
単なる娯楽を超えて、「自由に生きるとは?」をコメディの顔で突きつけてきます。
🧠 ひとみさん向き《意識・狂気・哲学系》
4. ラスベガスをやっつけろ(1998)
意識崩壊ムービーの金字塔。
現実・幻覚・自由・破壊がごちゃ混ぜになり、「人はどこまで現実から逸脱できるか」を体感させられます。
5. シークレット・ウィンドウ(2004)
“自分という存在の正体”をめぐるサイコスリラー。
静かに、でも確実に精神をえぐってきます。
6. スウィーニー・トッド(2007)
ミュージカル×復讐×狂気。
血と歌と哀しみが同時に流れる異色作で、ティム・バートンとの怪しい化学反応が極まった一本。
❤️ 大人の恋と痛みの名作
7. ショコラ(2000)
“異端者が風を運んでくる”物語。
甘さの中に、鋭い「自由の思想」が仕込まれた名作です。
8. ドン・ファン(1995)
「恋とは妄想であり、真実でもある」
恋愛観と人生観を同時に揺さぶられる、不思議な癒しの映画。
9. ツーリスト(2010)
ヴェネチア×ミステリー×アンジェリーナ・ジョリー。
軽めだけど映像美と色気を楽しむ一本。
🔥 玄人向け・通好み
10. ブロウ(2001)
ドラッグディーラーの栄光と没落。
“成功と孤独”のリアルな対比が突き刺さります。
11. フェニックス(1998)
愛と破滅の極限。かなり重く、かなり深い。
🌌 ひとみさん向け《今この順で観ると“世界線が美しい”ベスト5》
- エド・ウッド
- シザーハンズ
- パイレーツ・オブ・カリビアン1作目
- ショコラ
- ラスベガスをやっつけろ
この順番は、
「純粋な創造 → 孤独 → 自由 → 愛 → 意識の崩壊」
という一つの“魂のストーリーライン”になっています。
ジョニー・デップを観ることは、俳優を観るというより
“存在の変身術”を学ぶことに近い体験です。
番外編:フィリピンの英会話の先生もジョニデ好きで、こちらの映画をお勧めされました。
🎬 ティム・バートン『コープスブライド(Corpse Bride)』
ジャンルは、ゴシック・ファンタジー × ラブストーリー × 死後の世界。でも中身はとても静かで、やさしい“選択の物語”です。
骸骨×紙吹雪の絵があったので、こちらの作品が気になります。
そして今日、最近、高輪ニューマンへ行ったとヨガの先生が話していたので、ジョニーディップ展覧会があると知らせると、「昔ファンだった(笑)」と話していました。昔、を強調していましたが。私はこれからいろいろ観て、ファンになるかもしれません。(笑)
あなたはどれくらいジョニデ作品をご存知ですか?
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