ビストロひとみ、臨時開店記

 姪の滞在に合わせて、「ビストロひとみ」が臨時開店しました。

 自炊を始めて数年。正直に言えば、この習慣が続いているのはChatGPTのおかげです。スーパーで食材を手に取りながら「これ買うんだけど、何ができる?」と写真を送信すれば、和風・洋風・中華と、まるでレストランのコースメニューのようなラインナップが次々と提案されてきます。その日の気分で選ぶだけ。

 最近すっかりハマっているのが、シリコンスチーマー。使い方はシンプルで、要するに「和風だし」「コンソメ」「鶏がらスープ」の三択です(笑)。それでも、ちゃんと料理になるから不思議なものです。


今回のメニュー

今回のビストロのラインナップは、なかなか豪華でした。

  • シリコンスチーマーで仕上げた、ラーメンの具
  • ふるさと納税でいただいた佐賀牛のロコモコ
  • 鶏肉のデミグラスソース和えに、米粉のパンケーキ
  • デザートは米粉のパンケーキに、レーズンとクリームチーズをトッピング
  • 姪のリクエストで、豆乳スチームミルクを添えたカフェラテ

 このほかに居酒屋メニューとして、キャベツ・ピーマン・もやし・豚バラの和風だし蒸し by シリコンスチーマー(笑)

 シリコンスチーマー料理の割合が高めですが、それでもちゃんと「ビストロ」っぽく見えるから不思議です。


推し活という名の作戦行動

 さて、姪が我が家に滞在した理由。それは、横浜で行われる推しのコンサートでした。少しでも会場に近い場所に泊まりたい——というより、正確には「グッズ販売の列に、誰よりも早く並びたい」というのが本音でしょう。

出陣は朝5時半。彼女が家を出た時間です。

そして結果は——一番乗り。

 2番目の人が列に加わったのは、それから15分後だったとか。半年前から綿密に計画を立て、シミュレーションを重ねてきた成果です。プチ成功体験。彼女にとっては、立派な勝利だったはずです。くじ運もよかったようで、貴重なキーホルダーをGETできたとか。

 推し活とは、時に戦略であり、時に情熱の証明でもあるのだと、改めて教えられた気がします。(笑)

 ビストロひとみは、また次回の臨時開店を心待ちにしています。