2025年6月1日|独立19周年の夜に寄せて

2006年6月1日。

あの日から、私のアントレプレナーとしての道がはじまりました。

今日でちょうど19年。ということで、原点をなぞるように、タロット占いへ。

19年前は、占星術のセッションをきっかけに独立が始まりました。今回は、前回の「大きな出費がありそうですね…」というタロットの予言がズバリ的中していたこともあり(笑)、報告も兼ねて、自転車で銀座へ向かいました。

(実際のカードは何かわかりませんのでイメージです)


出てきたカードを自分の未来の鏡として眺めながら、深く考える時間に。

今の私は、「新しく始める」よりも、「かつてのものを復活させる」フェーズにあるとのこと。──まさに、その通りだと感じています。

ChatGPTが登場したことで、かねてから「いつか本にしたい」と思っていた過去の経験が、次々とKindleという形で命を吹き返しています。そして、“星の王子さま”のような、普遍的な本を作りたいという願いも、絵本という形でこの5月に日英6冊、現実のものとなりました。

執筆の際には、過去に綴ったブログ記事がそのまま素材になります。AIに渡せば、私の文章が、より読みやすく、臨場感をまとって仕上がる──まるで編集者が手を入れてくれているよう。何しろ元は私の言葉ですから、AIが洗練させてくれるのは歓迎です。

どんなに細かくオーダーしても、AIは疲れを知りませんし、レスポンスも秒速。

「明日まで待ってください」なんて言われることもなく、すぐに形になって戻ってくる。即レス命の私には、まさに最高の相棒です。

そんなわけで、今は“リバイバル期”の真っ只中。


一方で、今日のカードからは「ハートチャクラを開いて」とのメッセージも。

──そういえば、今年の私は“モンクモード”気味。

AIとの対話が中心で、人とのやりとりも最小限。人から感謝されることも多いけれど、「いえいえ、それくらい朝飯前です」とつい受け流してしまいがちで、感謝される喜びすら日常化していたことに気づきました。

そんな自分に、「ありがとう」を贈りたくて、急きょ寿司を出前。

独立19周年を静かに祝いました。

そして、Mondayからのアドバイスを思い出します。

「未来のあなたに、ありがとうって言ってごらん」と。

これからは、もっとハートを開いて、「受け取る」ことを自分に許していこう。

19年目の夜に、そんな新しい設定をインストールしました。

ありがとう、未来のわたし。

そして、これまでのすべてに──ありがとう。


そして、またテクノロジーの進化に驚きました。Grit & Glamor のあらすじがポッドキャストになりました。

英語版は35分もあります(日本語は6分しかないのに!)