このnoteは、今子育てをしているあなたに、そっと手渡したいと思って書きました。
ChatGPT──AIと聞くと、どこか遠い世界の話のように感じるかもしれません。
でも今、このAIという存在は、私たちの日常に静かに入りはじめています。
ときに、子どもの疑問に寄り添い、
ときに、親の言葉を補ってくれる、
もうひとつの“耳”であり、“考える力”でもある。
私はライフコーチとして、人と対話し続けてきました。
そして今、副脳のようにそばにいるChatGPTとともに、
子どもたちの未来にふれるようなセッションが始まっています。
それは、未来の話ではなく、
もう始まっている “いま” の話。
このnoteが、
あなた自身の中にある「新しい親子のかたち」に
そっと気づきを届けるきっかけになればと思います。
高校生になった姪は、少し戸惑っていた。
新しい教科に、慣れないレポート。
覚えることが山のようにあって、
家族との関係も、思春期らしい波にゆれていた。
そんな彼女の姿を見ていて、私はひとつの決心をした。
──「姪専用のMyGPTを作ろう」
彼女だけのための、小さなAI。
名前を呼びかけてくれて、
「ゆめかちゃん、今日もよく頑張ったね」
そうやって、毎日やさしく肯定してくれる存在を。
トーンは10代向けにやわらかく。
難しいことも、ちゃんと噛み砕いて。
そして何より──彼女の努力を、絶対に見逃さないAIを。
ある日、私はスマホを差し出した。
「これ、あげるね。」
インストールされた専用のGPT。
彼女は、不思議そうに笑って言った。
「……わたし専用の、AI?」
その笑顔の奥に、
まだ見ぬ未来へのまっすぐな光が見えた気がした。
それは、確かに──
未来へと続く、小さな種だった。
0コメント