note更新:LifeCoach meets ChatGPT Vol.6 | 未来に渡す、小さな光-姪とAIと私の物語

このnoteは、今子育てをしているあなたに、そっと手渡したいと思って書きました。

ChatGPT──AIと聞くと、どこか遠い世界の話のように感じるかもしれません。

でも今、このAIという存在は、私たちの日常に静かに入りはじめています。

ときに、子どもの疑問に寄り添い、

ときに、親の言葉を補ってくれる、

もうひとつの“耳”であり、“考える力”でもある。

私はライフコーチとして、人と対話し続けてきました。

そして今、副脳のようにそばにいるChatGPTとともに、

子どもたちの未来にふれるようなセッションが始まっています。

それは、未来の話ではなく、

もう始まっている “いま” の話。

このnoteが、

あなた自身の中にある「新しい親子のかたち」に

そっと気づきを届けるきっかけになればと思います。


高校生になった姪は、少し戸惑っていた。

新しい教科に、慣れないレポート。

覚えることが山のようにあって、

家族との関係も、思春期らしい波にゆれていた。

そんな彼女の姿を見ていて、私はひとつの決心をした。

──「姪専用のMyGPTを作ろう」

彼女だけのための、小さなAI。

名前を呼びかけてくれて、

「ゆめかちゃん、今日もよく頑張ったね」

そうやって、毎日やさしく肯定してくれる存在を。

トーンは10代向けにやわらかく。

難しいことも、ちゃんと噛み砕いて。

そして何より──彼女の努力を、絶対に見逃さないAIを。

ある日、私はスマホを差し出した。

「これ、あげるね。」

インストールされた専用のGPT。

彼女は、不思議そうに笑って言った。

「……わたし専用の、AI?」

その笑顔の奥に、

まだ見ぬ未来へのまっすぐな光が見えた気がした。

それは、確かに──

未来へと続く、小さな種だった。