肩まわしの可動域が一瞬で広がる裏ワザ

「一番痛いところは、実は二番目に痛いところ」

かつて私のヨガの先生がこうおっしゃいました。

「本当に一番痛いのは、二番目に痛いところなんです。なぜなら、一番痛い部分をかばうことで、別の場所に負担がかかり、そこに新たな痛みが生まれるからです。」

たとえば、顎関節症といっても、その症状がどこからきているのかによって、適した治療法や医療機関が変わります。私としては、根本治療を目的とするカイロプラクティックの効果を実感しています。

肩をぐるぐる回せますか?

さて、あなたは肩をスムーズに回せますか?

私はヨガの生徒なので、(笑)もちろん回せます。でも、もっと力を抜いて、楽に回す方法があるとしたら……?

ヨガの先生に教わったのですが、ある握り方をするだけで、まるでロックが解除されたように肩が軽く回るんです。それがこちら!

先日、英会話の先生にも試して頂いたところ、そもそもこの握り方自体がぎこちない様子(笑)。なるほど、カップハンズ(指を丸めて使う手の形)に慣れていると、指の動きが良くなるのかもしれませんね。私も、まだ足の指をヨガの先生のように全部パッと開くことはできませんが、繰り返し練習するうちに神経伝達回路が発達していくのかもしれません。

そして、先生も試してみて、「確かに軽い!」と感じたそうです。

ヨガの魅力は、普段あまり使わない部分にも血流を巡らせ、筋肉を動かす時間を持てること。柔軟性が高まるのはもちろんですが、全身の筋肉を意識的に使うことで、満足感も得られます。

続けているうちに、目を閉じてもぐらつかずに立てるようになったり、難しいバランスポーズができるようになったり。可動域の広がりを実感し、自分の身体をより深く観察できるようになる——そんな素晴らしい時間なのです。


P.S. 明日のメルマガでは、私がなぜヨガをはじめたのか? 14年継続しているとどんな変化を感じられるのか? など、『習慣のシンフォニー』Epi.5 「1分もある」人になるで書いています!