新宿にいる英会話の先生との楽しすぎるオンラインレッスンが終わった後、そのままホテルを出て、オランゴ島(オランゴアイランド)へのフェリー乗り場へ向かうことになりました。オランゴアイランドの島全体とそのエリアは珊瑚礁に囲まれているため、魚や珊瑚など海の生態系を守る海洋保護区「サンクチュアリ」として指定されています。なんと、当日の朝に英会話の先生が「これ、インスタで見つけたんですけど、行きますか?」と聞いてくれたのです。突然の思いつきで、予告編なしのミステリーツアーのようです!
どうやって行くのだろう?と思っていると、まずはジープニーに乗ることに。初めてのジープニーです。ジープニーはオープンエアーの小型ワゴンのような乗り物で、座席は横向きに向かい合わせで配置されています。ベンチに大人が10人ほど座れる作りですが、これはフィリピンの人々の体型が小柄だからこそできることだと気づきました。165.5の私はフィリピンでは身長が高めに感じるほど。とはいえ、地元の人たちはどんなに小さなスペースでも器用に座り、ぎゅうぎゅうになっても平気な様子です。
料金は30ペソ程度、つまり日本円で100円もしません。驚きの安さです。ですが、バスのような停留所はないので、「一体どうやって降りる場所が分かるのだろう?」と謎だらけ。慣れたローカルの人でなければ難しいのでは、とさえ思いました。料金の支払いもなんともローカル感たっぷりで、運転中の運転手に直接手渡すスタイルです。窓のない荷台に揺られながら風を受け、ようやくある場所に到着しました。
次はトライシクルに乗る番です。一見すると、座席が狭く、3人でもいっぱいに見えるのに、なんと5人くらい乗り込んでしまうのです。二人で幅60㎝ほどのベンチに並んで座り、さらに私の足元に別の人がひょいと乗ってきました。びっくりです!でも、できるだけ多くの乗客を乗せたほうが収入になるので、こういうスタイルになっているのですね。もし雨が降ったら、間違いなくずぶ濡れになりそうです。
しばらく走ると、ついにオランゴ島行きのフェリーが見えてきました。黄色い船です。このフェリーに乗り、約30分で島に到着する予定とのこと。フェリーを使い通勤もしている人もいるとかで、満席状態。相変わらず時刻表が見当たらないので、定員以上が集まれば出発するスタイルなのでしょう。
フェリーは結構揺れましたが、酔い止めを飲んでいた私は無敵状態でした。セブに来たなら、陸だけでなく海も渡らなくては!そう思いながら、フェリーに乗れた喜びを満喫していました。
3:50 pm 下船するころ、船に乗っていた男性と英会話の先生が何やら話し始めました。なんと、この男性が到着後のトライシクル探しを手伝ってくれることになり、さらに私たちが戻ってくるまでトライシクルに待ってもらえるよう、交渉までしてくれそうです。なんという親切!
フェリーがオランゴ島に到着すると、たくさんのトライシクルが待機している場所が見えました。さっきの親切な男性が、知り合いのトライシクル運転手を紹介してくれ、さらに英会話の先生が運賃交渉までしてくれました。おかげでベストプライスで観光を楽しめることになったのです!
オランゴ島では、野鳥や魚たちが見られるスポットがあるそうですが、詳細はあまり知らないままです。改造されてた「COOL」なトライシクルに乗り込み、いよいよ島での冒険が始まりました!
セブを走るトライシクルとは違い、オランゴ島の道路は車通りがほとんどありません。それどころか、道を歩く犬の数の方が車より多いくらいです。そんな静かな道を、トライシクルがガタガタと音を立てながら進んでいきます。まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているような感覚でした。でも、これは作り物ではないリアルな冒険。そのせいか、夢と現実の境目がわからなくなるような、不思議な体験でした。
トライシクルの運転手さんはとても親切で気さくな方でしたし、英会話の先生も「本当にいい人たちばかりだわ!」と感激していました。もし観光客だけで来ていたら、きっと観光客価格を言われていたでしょう。でも、地元の方と一緒だったおかげで交渉もスムーズに進み、Win-Winの価格で楽しむことができたのは本当にありがたかったです。
島は一年中夏の気候なので、色とりどりの花々が咲き乱れ、青々とした木々がどこまでも続いています。トライシクルがその中を駆け抜けるたびに、風が吹き抜けて気分爽快!信号もないため、ノンストップで進むスリルもあり、子どもに戻ったような気持ちで心から楽しみました。まさに「ドリームアイランド」を疾走している気分でした。
この日着ていたTシャツもオリジナルArt-Teeで、ゴーギャンのタヒチの絵です。まさに風景とシンクロしていました。
やがて私たちがたどり着いた目的地は「バードサンクチュアリ」です。エントランスで少額の入場料を支払い、最初に注意事項のビデオを見せられます。その後は自由に散策開始です。
サンクチュアリの中をどんどん進んでいくと、目の前に広がるのは見たこともないような台地。「ここは本当に地球なのだろうか? それとも別の惑星にでも迷い込んだのか?」そんな感覚に陥るほど、不思議で壮大な景色でした。やがてマングローブの森に到着し、そこには真っ直ぐに300メートルほど伸びた石の遊歩道がありました。その道を歩いていくと、マングローブの森を抜けて遠浅の海が見渡せる場所へ行けるとのことでしたが、潮の満ち引きの関係で道が一部水に浸かりかけていました。これは危険かもしれない、と思い、その先へ行くのは断念しました。
ですが、代わりに別の道を進んでみると、今度はまるでウユニ塩湖のような景色が目の前に広がったのです!反射する夕焼けの光、遠くまで続く鏡のような地面、広がる広い空。そしてその中に立つ自分。その美しさに圧倒され、「自分がこんな場所にいるなんて!」と信じられない思いでした。後から撮影した動画を観た時、その美しさを改めて感じ、感動がさらに蘇るほどでした。
周りにあるのは自然だけ。人工物は何もなく、ただ海と海から生える木々に囲まれた空間。山にいると、頂上に立った時に他の山々が見えます。でも、海の場合は違います。目に映るのはどこまでも続く水平線。何も遮るものがなく、ただただ地球の果てを感じる。その壮大さに圧倒され、あの場に立っていた自分を思い出すだけで、涙が出そうになるほど感動しました。
そんな広大な風景の中で、英会話の先生がひらめき、私の写真と動画を撮影してくれました。その手法がまたすごいのです。まず、iPhoneのカメラを5倍ズームに設定して人物を近くに写し、そのまま「5、4、3、2、1」と数えながら一気に広角モードに切り替えるのです。すると、人物が小さくなり、背景の広大さが際立つという驚きの映像が撮れるのです。「これぞZ世代のテクニック!」と感心してしまいました。(笑)
こうして、心に残る自然の美しさと旅の興奮を胸に、オランゴ島での冒険が続いていきました。
オランゴ島での冒険も終盤。最後に訪れたのは、魚が見られるスポットです。しかし、もう時間がほとんど残されていません。「果たして魚を見られるだろうか?」と思っていると、それ以前に問題が発覚しました。なんと、この場所にある橋を渡るためには、泳げる服装でなければならないという新しいルールができたとのこと。以前、団体客が橋を渡った際に、重みで壊れてしまったことが原因だそうです。残念ですが、今回は諦めるしかありません。またここを訪れる理由ができたと思いながら、ポートの方へ戻ります。
太陽はすでに傾き始め、まもなくサンセットの時間です。フェリーポート付近で美しい夕陽が見られると聞き、トライシクルに乗って港へ戻ることにしました。ドライバーさんに感謝の言葉を伝え、名残惜しくもお別れを告げます。
フェリーポートに到着すると、ちょうど夕陽が沈む瞬間。空が黄金色からオレンジ、へと変わりゆく光景に、感動を覚えました。そして、夕陽を見終えた私たちがフェリーに向かうと、「すぐに出発するよ!」との声。なんとまたもやギリギリでの乗船!行きもぎりぎりだったので、待ち時間ゼロで済んだのは、ある意味ラッキーでした。
フェリーは満席。夕陽に染まる海を進んでいきますが、満潮のため、波が船の淵に迫るようなスリルがあります。水が入ってきそうな勢いに、周りの乗客たちも少しそわそわ。転覆しないだろうかとドキドキしながらも、無事にマクタン島の港へ到着しました。
次の目的地はセブシティのITパークです。港を出てすぐに新たなトライシクルを探し、乗り込むことにしました。まず私たち二人が前の座席に座り、続いて後ろに二人が乗り込んできた瞬間、バランスを崩したトライシクルが後ろに倒れるというハプニング!もう笑うしかありません。大爆笑している間、ドライバーさんも慣れた様子ですぐに元通りにしてくれました。さらには、私の前の狭い足元にさらに一人が乗り込み、気づけば総勢5人。密着度MAXの人口密度に、前の座席の女性と目が合い、苦笑いです。狭い座席の幅はもはや「ヨガブロック」サイズ。お尻ひとつでギリギリのスペースに収まるしかない状態でした。(笑)
幸い渋滞も少なく、無事にITパークに到着。まずはスーパーでお土産にバナナケチャップを購入しました。そしてフードコートへ直行。フィリピンのチェーン店で人気のハンバーグを注文しました。味は、まあ「知っている味」といったところ。添えられたお米は、タイ米とも違うやや粘り気のあるものでしたが、ハンバーグの濃い味つけのおかげで完食!思ったより美味しかったです。
アイスコーヒーはミスりました。日本ではブラックが普通ですが、フィリピンでは甘いのがスタンダードだと改めて気づかされました。一口飲んで「The End」!
こうして、ぎゅうぎゅう詰めのトライシクル、スリル満点のフェリー、そして甘いアイスコーヒーとともに、オランゴ島の冒険の一日は幕を閉じましたかと思いきや、閉じなかったのです。(笑)
さて、ついに先生とお別れのときがやってきました。「ホテルまで一緒に帰りましょうか?」と心配してくれたのですが、「Grab(配車アプリ)で帰るから大丈夫」と伝え、笑顔でさよならをしました。とはいえ、3日後にはオンラインレッスンの予約も入れているので、「またすぐ会えるな~」という軽やかな別れ際でした。(笑)
Grabを使ってスムーズにリゾートホテルへ戻り、ロビーでリュックをゴソゴソ。カードキーを取り出そうとしたそのとき――「え?鍵がない…?」と固まってしまいました。一瞬、混乱して何が起きたのかわからなかったのですが、ふと記憶がよみがえりました。「そうだ、新宿の英会話の先生とのレッスン中、私がセルフィーを撮って手がふさがっているときに、先生に鍵を預けたんだった!」
それに気づいたものの、先生のGrabもすでに進んでいるだろうし、フロントで新しいカードキーを頼むのも、時間もお金もかかる…。とりあえず先生にDMを送ってみるしかない!と思い立ちました。ただし問題がもう一つ。私のiPhoneの充電残量はあと20%…。しかも、充電コードは部屋の中。なぜ、それまで忘れたのか?! もはやバッテリーとの戦いです。(笑)
祈るような気持ちで先生にDMを送信すると、少しして既読がつき、「OMG!」というメッセージが返ってきました。なんと先生はすぐに「そちらに向かいます!」と言ってくれたのです。私の凡ミスなのに、彼女の優しさに感動しました。
iPhoneの充電を節約するため、私は夜のプライベートビーチの椅子に腰を下ろし、目の前に広がる静かな海を眺めながら待つことにしました。むしろちょっとした贅沢な時間に思えてきました。(笑)
30分ほど経った頃、ついに先生が到着!大きな1000ペソ札を渡して感謝の気持ちを伝えました。この紙幣は、日本円で約2500円ほどですが、実はフィリピンに来てからあまり現金を使わず、余っていたもの。こんな形で役立つとは思いませんでした。
後から先生に聞いた話では、彼女のGrabの車はすでに彼女のホテル近くまで到着していたそうです。でも、運転手さんが話好きな方で、ずっと会話に夢中だったため、私の電話のベルでようやく気づいたとか。(笑) Grabは行き先を指定して料金が先に決まる仕組みなので、引き返して貰えるのか心配したそうですが、「間違えて戻ることもよくあるから大丈夫だよ」と運転手さんは嫌な顔ひとつせず、引き返してくれたそうです。そんな運転手さんは、私の顔を見て笑顔でした。(笑)
無事に部屋に入ると、もう一つのカードキーがテーブルの上にぽつんと置かれていました。これを忘れてオランゴ島へ飛び出した自分に思わず苦笑い。「楽しすぎて完全に頭がバグってたな~」と反省しつつ、やけに落ち着いている自分もいます。(笑)こうして書道からはじまった12時間のジャーニーが終わりました。
Cebu Day 4 (Part 2): Olango Island – Between Dreams and Reality
January 26, 2025, 11:55 PM
After finishing an incredibly fun online English lesson with my teacher in Shinjuku, I left the hotel and headed straight to the ferry terminal for Olango Island. The entire island and its surrounding areas are designated as a marine sanctuary, protected to preserve the coral reefs, fish, and marine ecosystem. Earlier that morning, my English teacher had asked, “I found this on Instagram—shall we go?” What a spontaneous idea! It felt like the beginning of a mystery tour, completely unplanned and with no trailers.
Wondering how we’d get there, I followed my teacher’s lead and got on a jeepney for the first time. A jeepney is an open-air mini-bus with bench seats arranged face-to-face. Designed to seat about 10 adults on each bench, it struck me that this setup works because many Filipinos have a petite build. At 165.5 cm tall, I felt surprisingly tall here. Yet, the locals, with their small frames, skillfully squeezed into every available space without issue, even when it got crowded.
The fare was only 30 pesos—less than 100 yen in Japanese currency. The affordability amazed me. However, without designated stops, I couldn’t help but wonder how people knew where to get off. It seemed like a tricky task for anyone unfamiliar with the system. Payment was another uniquely local experience: passengers passed their fare directly to the driver while the vehicle was moving. The wind rushed through the open sides as we rumbled along, and eventually, we arrived at a certain spot.
Next, it was time to hop on a tricycle, a motorcycle with an attached sidecar. The seat looked cramped for just three people, but to my amazement, five of us managed to fit. Two of us squeezed onto a narrow bench about 60 cm wide, while another person casually perched at my feet. I was stunned! But it made sense—packing in as many passengers as possible meant more income for the driver. On a rainy day, though, we’d undoubtedly get soaked.
After a bumpy ride, the ferry to Olango Island came into view—a yellow boat. We boarded, ready for a 30-minute journey across the water. The ferry was packed, as it’s also used by locals commuting between islands. Without a visible schedule, the departure seemed to depend on whether the ferry was full.
The ride was bumpy, but thanks to my motion sickness medication, I felt invincible. "If you’re in Cebu, you’ve got to cross the sea as well as explore the land!" I thought to myself, savoring the experience.
By the time we disembarked at 3:50 PM, my teacher had struck up a conversation with a local man on the ferry. To our surprise, he offered to help us find a tricycle and even arranged for the driver to wait for us until we returned. Such kindness!
At the ferry terminal on Olango Island, a row of tricycles awaited passengers. The kind man introduced us to a driver he knew, and my teacher handled the fare negotiations. Thanks to their efforts, we secured a great price and were ready to explore.
Olango Island is known for spots where you can see migratory birds and marine life, though I didn’t know much beyond that. We climbed into a “cool” customized tricycle, and our island adventure began.
Unlike the busy roads of Cebu, Olango Island’s streets were nearly devoid of cars. In fact, there seemed to be more dogs roaming the streets than vehicles. As the tricycle clattered along the quiet roads, it felt like riding an attraction at Disneyland. But this wasn’t a man-made thrill ride—it was a real, raw adventure. The surreal nature of it blurred the lines between dream and reality.
Our tricycle driver was cheerful and kind, and my teacher kept marveling, “Everyone here is so nice!” If I’d come as a tourist alone, I’m sure I’d have been charged “tourist prices.” But with the help of locals, everything went smoothly, and we enjoyed a fair price—a true win-win.
The island’s year-round tropical climate meant vibrant flowers bloomed everywhere, and lush greenery stretched as far as the eye could see. As the tricycle sped through this picturesque scenery, a refreshing breeze swept over us. Without traffic lights to stop us, the ride felt like an exhilarating, non-stop dash through paradise. It was like racing across a “dream island.”
Our first destination was the Bird Sanctuary. After paying a small entrance fee, we watched a short video outlining the rules before beginning our exploration.
The sanctuary opened into a vast, otherworldly landscape. I couldn’t help but wonder, “Am I still on Earth? Or have I wandered onto another planet?” The scenery was so surreal and majestic.
We eventually reached a mangrove forest, where a 300-meter stone walkway stretched straight ahead. Walking along this path led to a viewpoint overlooking shallow tidal flats. However, due to the tide, parts of the walkway were partially submerged. It seemed too risky to proceed, so we decided to turn back.
Instead, we took a different path and stumbled upon a scene that looked straight out of Bolivia’s Uyuni Salt Flats. The shallow water reflected the sunset’s golden light, creating a mirror-like surface that stretched to the horizon. Standing amidst this stunning natural beauty, I was overwhelmed by a sense of disbelief: Am I really here? Watching the footage later, the breathtaking scenery brought the emotions flooding back.
All around me was nothing but nature. There were no man-made structures, only the sea, the trees rising from it, and the open sky. When you stand on a mountaintop, you can see other mountains in the distance. But with the sea, it’s different. What stretches before your eyes is an endless horizon, with nothing to obstruct your view—just the edge of the Earth itself. I was overwhelmed by its vastness, and even now, just remembering the feeling of standing there moves me so deeply that I feel as though I could cry.
Amidst such a vast and breathtaking landscape, my English teacher had a brilliant idea and started taking photos and videos of me. Her method was truly impressive. First, she set the iPhone camera to 5x zoom to capture me up close. Then, as she counted down, “5, 4, 3, 2, 1,” she quickly switched to wide-angle mode. The result? A stunning shot where I appeared small, highlighting the sheer grandeur of the surrounding scenery. I couldn’t help but be amazed, thinking, “This is a true Gen Z technique!” (Haha)
As the day continued, we visited a spot known for its marine life. Unfortunately, time was running out. To add to the challenge, a new rule required visitors to wear swimwear to cross the bridge in the area—a rule implemented after a large group damaged the bridge with its weight. Disappointed but understanding, we decided to save this adventure for another visit.
With the sun setting, we headed back to the ferry terminal, grateful to our tricycle driver for his friendly service.
The sunset at the port was breathtaking. As the sky transitioned from golden to orange, I was moved by the beauty of the moment. When we boarded the ferry, it was just in time—again! We hadn’t waited at all.
The ferry was packed as it sailed across the now high-tide waters. Waves splashed perilously close to the boat’s edge, making for a thrilling ride. Despite the excitement, we arrived safely back on Mactan Island.
The day wasn’t over yet. Our next destination was Cebu City’s IT Park. After a brief tricycle ride, we arrived, laughing about a small mishap—our tricycle had tipped backward when we boarded! Thankfully, the driver handled it with ease, and we continued on our way, packed tightly with five passengers.
At IT Park, we bought banana ketchup as souvenirs and enjoyed a meal at a local chain restaurant. Though the hamburger and rice weren’t extraordinary, they were satisfying. However, I made a mistake with the iced coffee, forgetting that sweetened coffee is the norm in the Philippines. One sip, and I was done!
Finally, the moment came to say goodbye to my teacher. She kindly asked, "Shall I accompany you back to your hotel?" but I assured her, "I'll take a Grab (ride-hailing app) back, so it's fine," and we parted with a smile. That said, I had already booked another online lesson with her in three days, so it felt more like a lighthearted, “See you soon!” rather than a farewell. (Haha)
Using Grab, I smoothly returned to my resort hotel. As I rummaged through my backpack in the lobby to grab my card key—“Wait, what? The key’s missing…?” I froze in place. For a moment, I was completely confused, unable to figure out what had happened. Then suddenly, my memory came flooding back: “That’s right! During my lesson with my English teacher in Shinjuku, I handed her the key while taking a selfie because my hands were full!”
Even though I realized what had happened, her Grab was surely already far away. Requesting a new card key from the front desk would take time and cost money... My only option was to DM her and hope for the best! However, there was one more problem: my iPhone’s battery was down to 20%, and the charging cable was inside my room. How could I have forgotten something so basic?! It had now become a battle against my battery life. (Haha)
With a prayerful heart, I sent her a DM. A short while later, the message was marked as read, and I received a reply: "OMG!" To my surprise, she immediately followed up with, "I'll come back to you right away!" I was so moved by her kindness, despite my silly mistake.
To conserve my iPhone’s battery, I decided to sit on a chair at the private beach that night, gazing out at the calm ocean stretched out before me. Strangely enough, it felt like a luxurious moment in itself. (Haha)
After about 30 minutes, my teacher finally arrived! I handed her a large 1,000-peso bill as a token of my gratitude. That bill, worth around 2,500 yen, had been sitting unused in my wallet since I hadn’t been spending much cash during my trip to the Philippines. I never imagined it would come in handy in a situation like this.
Later, my teacher told me what had happened on her end. Her Grab car had already nearly reached her hotel when my message came through. But it turned out the driver was a chatty man who had been engrossed in their conversation the whole time, so the sound of my phone ringing finally got his attention. (Haha) She was initially worried about whether the driver would turn around since Grab fares are pre-set based on the destination. However, the driver reassured her with a smile, saying, “It happens all the time, so don’t worry about it,” and kindly drove her back without a hint of irritation. When the driver finally saw me, he smiled warmly as if he found the whole situation amusing. (Haha)
Once I was safely back in my room, I noticed something sitting alone on the table—my spare card key. Seeing it there, I couldn’t help but laugh at myself. “I was so excited that I completely forgot about it,” I thought, reflecting on the chaos of the day with a smile. Yet somehow, I felt oddly calm and at peace. (Haha)
And so, the 12-hour journey that had started with a calligraphy class came to an end.
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