セブDay 3 前編:3年越しの先生と感動の初対面、TOPでのジャンプと天使の羽

3:33のアラーム

セブでの滞在3日目は、夜中の予想外の出来事から始まりました。なんと、深夜に火災警報器のようなアラームが鳴り響き、赤い光が部屋中を照らし、目を覚ましました。時計を見ると夜中の3時33分!ぞろ目に驚きつつも、ドアの外に出ると、他の宿泊客出てきていて、状況を確認。しかし、何も異常はなくスタッフに「大丈夫ですよ」と言われて一安心。心を落ち着けて再び眠りにつくことができました。


フィリピンの朝を味わう

翌朝、ルームサービスでフィリピンの朝食を頼むことにしました。選んだのはお魚料理と、コーヒー、マンゴージュースのセット。魚料理は少し酸味が強く、新鮮な体験となりましたが、「これがフィリピンの味」と思いながら感謝の気持ちで楽しみました。


ついに英会話の先生と初対面

その後、オンラインで3年間レッスンを続けてきた英会話の先生とついに対面。毎日のようにオンラインで会話していたため、初めて会う気がしない、不思議な感覚でした。これもオンライン時代ならではの体験ですね!

そんな中、先生から素敵なプレゼントをいただきました!たくさんのフィリピンのお菓子が詰められたスペシャルギフトで、OTAP(サクサクの素朴なパイ)やドライマンゴー、コーンコーヒーなど、どれもフィリピンらしさを感じられるものでした。本当に感謝です。

私は、日本から持参した無印良品のお菓子の詰め合わせと、私のデザインした「モナリザエコバッグ」を先生にお渡ししました。私に「Emily in Paris」を教えてくれたのは彼女だったので、昨年の夏からプレゼントすることを話していたんですね。なので直接お渡ししなくちゃと思い、フィリピンに来たのもありました。

そして、深夜のアラームについて話してみると、先生の彼氏が以前、ホテルの部屋でタバコを吸って警報器を鳴らしてしまったことがあるらしく、ちょっとした煙でも鳴ってしまうとのこと。というか、アンサーがこんなに簡単に来るとは!


バスに乗り、TOPへ向かう旅

チェックアウトを済ませたあと、「TOP」というセブが一望できる絶景スポットへ! バスは何時に発車するのかなと先生に尋ねると、タイムテーブルが無いらしく、南国時間。(笑)そんなスタイルに少し驚く東京ガールですが、ローカル感を楽しみました。やがてバスは出発。30分ほどかけて丘へと登り、セブの街並みを一望できる場所へ! 200ペソ(1ペソ=2.5円)でバス往復とTOPの入場料となっていました。

バスがゆっくりと坂道を登る間に広がる景色は、心に強く残るものでした。四季のない南国ならではの山道の風景は、どこかジャングルを彷彿とさせます。思わず「いつ頃、この緑が茶色に変わるんですか?」と彼女に尋ねると、「8月頃ですよ」と教えてくれました。(雨季に入ると大量の雨が降りますが、一部の植物にとっては雨量や湿度が過剰になる場合があります。そのため、葉が茶色く変色することがあります。by ChatGPT)

また、人々の暮らしも垣間見えました。トタン屋根の小さな家々が立ち並ぶエリアが広がる一方で、丘の上には眺めが良さそうな立派な別荘のような家々も見えました。そのコントラストが、フィリピンの抱える貧富の差をまざまざと感じさせます。少し複雑な気持ちになりました。


TOPの丘で広がるパノラマと優雅な時間

バスが坂道を登り切り、ついにトップの丘に到着しました。バスを降りた瞬間、暖かな空気が体に触れ、気温は約30度と感じましたが、時折吹く風が心地よく、その暑さを和らげてくれました。

エントランスを抜けると、一気に視界が広がり、セブ市街のパノラマビューが目の前に現れました。遠くには飛行機が飛ぶ姿や、ツバメが優雅に飛び回る姿も見え、自然とテンションが上がりました。天気予報では雨の予定だったのですが、今日も晴れ間が広がり、絶景を楽しむことができました。先生からは、「夜景の時間に来るのもおすすめ」とのこと。ここで彼女と一緒に写真撮影。私は彼女のお母様と歳が近いはずです。(笑)

 絶景を背景にたくさんの写真を撮り、何度も目に焼き付けるように景色を眺めながら、幸せなひとときを過ごしました。


ラパリジェンヌトップでの優雅なカフェタイム

その後、近くにある「ラ・パリジェンヌ・スカイ」というレストランへ向かいました。名前の通り、店内に一歩足を踏み入れると、まるでフランス・パリに迷い込んだような空間が広がっていました。ディズニー映画のワンシーンに出てきそうな、美しくデコレーションされたケーキや、重厚感のあるワインセラー、そしておしゃれな椅子やインテリア、窓のデザインまで、すべてが洗練されていて目を惹きました。

テラス席に出ると、まるでフランスのエズ村で見た崖からの絶景を思い出すような、素晴らしい眺めが広がっていました。こういった場所で飲むコーヒーは格別ですよね。私たちは、アイスカフェラテとアイスカプチーノ、そしてカヌレを注文し、まだ昼には少し早い時間の中で、ゆったりとしたカフェタイムを楽しみました。チルな時間が流れていきました。


英会話の先生と一緒にいると、写真の撮り方が違うんですよね。(笑)なんと、アップルウォッチと連携させて、シャッターを切っていたんです、時計の中でも撮影した写真を確認もできますし、すごく便利。私は普通にタイマーにして撮影していたのですが、それっていつの時代?!(笑)さらに、ショート動画の世代ですから、ただ撮影するだけでなく、短い中にもストーリー性のあるような構造が求められるのです。ということで、私も真似させてもらいました。(笑)

それから、お店の建物はまさにフォトジェニックをリコメンドするようなエンジェルウイングがデザインされた壁がありました。

この壁を背景に写真を撮ってみると、驚きのシンクロが!なんと、私が着ていたオリジナルTシャツ、ゴッホのひまわりをモチーフにしたTシャツの地の色と、天使の羽の色が全く同じトーンだったのです。偶然とは思えないほどの一致に、なんだか特別な瞬間を感じました。

このような小さな偶然が旅の中で訪れると、まるでその場所に導かれてきたような感覚になりますね。この一枚の写真は、セブ旅行の中でも特別な思い出となりました。

再びTOPへ:ジャンプ写真と長い待ち時間

パリジェンヌでの素敵な時間を満喫した後、「見納めにもう一度TOPへ行こう!」ということで再びパノラマの広場へ。復路のバスが来ていましたが、「どうせなかなか出発しないだろう」と思い、恒例のジャンプ写真を撮りに行くことに。ハイジャンプを2回行い、「今日もよく飛んだ!」と満足して戻ると、なんとバスがすでに行ってしまっていました。(笑)

彼女から「30分に1本はある」と聞いて、まあ30分くらいなら問題ないだろうと気長に待つことに。しかし実際には、暑い中1時間近くも待つ羽目に…。ようやく次のバスが来たと思ったら、なかなか出発せず、またしても気長な時間が続きました。その間、時間もあるしと思い、インスタに動画をアップしようと操作していると、まさかのWifiの1日容量が上限に達する事態に。大容量プランだったのに…。どうやら見積もりが甘かったようです。

30分の道のりと次の目的地

ようやくバスが出発し、30分かけて朝のバスターミナルへ戻ることができました。次なる目的地は、「国立美術館セブ」。暑さをしのぐには美術館が最高の選択です。しかし、気づけば14時を過ぎていて、まだランチを食べていないことに気づきました。そこで、Mマークが見えたので、マクドナルドに立ち寄り、バーガーをひとつ食べてひと休み。ちょっとしたおやつ代わりのランチとなりました。


続く…