Day 1 in Cebu: 入国審査、まさかの最後のひとり。

 11時頃に家を出発し、いつもと違う方法で成田空港へ。19時にセブ島へ到着しました。

 フライト自体は順調だったものの、搭乗前に少しバタバタしたことがありました。フィリピン航空のチェックインを前日にアプリで済ませようとしたのですが、エラーメッセージが表示され、ちゃんと完了したのかどうか不明なままチェックインカウンターへ向かうことに。そこで係員の方に確認してもらうと、すでにチェックインは完了しているとのこと。ほっとしながらチェックインの列に並び、手続きはすぐに終わりました。オンラインチェックインしていない方の列は、全く進まなくて、クレームを言うう人も現れるほどでした…。オンラインの時代、テクノロジーに強くないと生きていけません。(笑)

 ただ、その際に「入国審査でこのアプリが必要なので、ダウンロードしておいてください」と言われたのですが、これが思った以上に大変でした。

 オリジナルのArt-Tee「マティス」とオリジナルアクセサリーのコーディネートでセブへ出発しました!セブに到着すると季節が逆なので、搭乗前に羽織っていたダウンをスリムに収納して準備万端。機内では、楽しみにしていた映画「Wild Robot」を発見!英語だったので少し理解できない部分もありましたが、ストーリーに感動して涙が出てしまいました。心が温かくなる素敵な作品でした。

 そのあと観たのは、ディズニー映画の「Wish」。こちらは日本語吹き替え版がありました。物語は、夢を守るために「誰でも夢を自由に語れる国」を作った魔法使いの国王。素晴らしいコンセプトかと思いきや、実は彼には恐ろしい裏の顔が…。彼は民衆の夢を「城」に閉じ込め、人々から夢を忘れさせようと企んでいたのです。この意外性のあるストーリーにすっかり引き込まれ、夢や希望の本当の意味について考えさせられました。本当に素晴らしい映画でした!

 ただ、セブが思ったより近く、映画のラストは時間切れで少し飛ばしてしまいました。機会があればもう一度じっくり観たいと思います!

 セブに到着し、むわっとした空気にニヤリ。一気に夏がやってきました! 

 入国審査のところでみんな例のアプリをダウンロードして、入力していました。1.0レベルの老眼の私でも画面が見えにくかったり、英語の表示だったり、なぜかボタンが反応しなかったりと手間取ってしまい、入国審査のブースのお姉さんに助けてもらいながら、最後のひとりの入国審査に。無事入力を終え、荷物受取へ向かおうとすると、エスカレーターの下で名前を確認され、そのままスムーズに荷物を受け取ることができました。私のレンタルスーツケースは、持ち主不在のまま、何周したことでしょうか。(笑)

 最後のゲートで、アプリを完了したQRコードを見せてようやく終了。その後の両替は、もうほとんど人がいませんからあっという間。ただ、ホテルの送迎の方を40分以上も待たせてしまいました。事情を説明して謝罪すると、その方はニコニコしながら「My work」と言ってくださり、フィリピンの人の優しさに触れた瞬間でした。10人は乗れる大きなバンに私ひとり。1/19は教会のお祭りがあるようで、ラジオからライブで行われているフィリピンっぽい音楽が聞こえてきました。ホテルは空港から3キロくらいのところにあります。ちょうどチップにぴったりの小銭が両替で手元にあったので、感謝の気持ちを込めてお渡ししました。

 セブ島への入国手続きは、日本で事前にアプリをダウンロードし、必要事項を入力しておくのが断然スムーズです。個人旅行だと、こういったことに後から気づくこともしばしば。けれど、それもまた旅の醍醐味のひとつですね。

 ホテルは、夜に泊まるだけの部屋と思ってリーゾナブルだけど評価の良いところを予約。ホテルの部屋の空調が、新しそうなのにカタカタ音がしています。ファンのスピードを下げたら止まりました。(笑)

 セブに着いたらごはんを買う時間もないと想定して、日本からソーセージパンを買っておいてよかったです。これからひと仕事して就寝します。