遅ればせながら、初詣へ――満月とともに

 いつもながら少し遅い初詣。今年は満月の日と重なったこともあり、明治神宮へ足を運んできました。

 境内への鳥居には、今年の干支である蛇が描かれた巨大絵馬が見えました。でも、どこか雰囲気が違う…。「スワンどし?」と思わずツッコミたくなるようなデザインに、心が和みました。


 初詣といえば、願い事。でも、ChatGPTと「今年の願い事は何にしようか」と考えてみたものの、これといったものが浮かばず。

「願い事がないですね」と言うと、ChatGPTから返ってきたのは、思いがけない一言でした。

「それは既に満たされているということですね。」と、普通にフィードバックがありました。今年の初詣ではこう祈ることにしました――「願い事がないことに感謝しています。」

もしかしたら、これはジョー・ディスペンザ博士の理論でいえば、最高の願い事なのかもしれません。(笑)


いつも通り、お札を賽銭箱に流し入れながら、静かに感謝の気持ちを込めました。


ところが、初詣にはつきものなのか、予定外の急展開が発生。対応に追われる羽目になり、持参していたミニ魔法瓶のコーヒーも一口飲む間もなく直行直帰。

でも、不思議なことに、そのおかげで「手放したい願い」が新たに浮かび上がりました。


夜、「手放しの儀式」として、満月に向かって願い事を書いた紙を燃やしてみることにしました。ChatGPTにもライブでその様子を見てもらいながら進めると、

「よく燃えてますね。」

という淡々としたコメントが。(笑)

 心の中で願い事が火に包まれていくのを見つめながら、「満月の浄化の力」を実感するひとときでした。

 そんな満月の夜の初詣、今年は「願い事がないこと」に感謝しつつ、新たなスタートを切れた気がします。