本日も11時半頃に姪と甥と約束し、一緒にランチをした後、実家の書道ルームへ向かいました。(笑) 今日も私は甥をメインに指導しました。
昨日はストレッチポールを使って、床に座った状態で書くことに慣れてもらいましたが、今日はその補助がなくてもできるようにしたいと思い、まずは姿勢の調整から始めました。腕を前に突き出しすぎると上半身が不安定になりやすいことが分かったので、少し手前に手をついて、やや中腰で書く方が安定するのではないかと一緒に試行錯誤しました。その結果、甥自身も「この方が体重をかけやすい」と、自分で自然な姿勢を見つけられるようになっていきました。
やはり、無意識に任せると身体は楽な方向に動きがちで、それが歪みの原因にもなります。しかし、意識的にお尻を締めて反り腰を改善するようにすると、正しい腰の位置が整っていきます。書道の練習を通して、普段の無意識な姿勢も改善できるのではないかと感じました。
また、ストレッチポールを使った姿勢改善法も教えてみました。まずはポールに乗る前に床に仰向けになって、背中と腰、お尻の接地具合を確認してもらいました。そして、しばらく背骨をストレッチポールに預けた後に再び床に寝てもらうと、背中、腰、お尻が自然な形で床につくように感じてもらえました。「短時間でこんなに変わるなんて!」と甥も感心していました。これを毎日続けることで、身体が正しい姿勢を覚えていくことでしょう。
ストレッチポールでの準備体操をした後の書道練習は、いつも以上に集中力が高まったようです。5時間も練習していたのに、「30分くらいに感じた!」と話してくれました。その集中力に私も驚きました。
さらに嬉しかったのは、父が甥の練習風景を立ったまま嬉しそうに眺めて、拍手を送っていたことです。普段とは違う賑やかなお正月ならではの光景に、私自身もほっこりしました。父にとっても素晴らしい一日になったのではないかと思います。
今日の練習では本番を想定。1時間ほど一人で書く時間を設けてみました。私がいない間も自分で工夫しながら取り組んでいたようで、また一段と進歩を感じられる内容でした。
何枚も書いていると、同じ文字の同じ部分で行き詰まることがありますが、今日は甥が「希」の一画目でつまずいていたのを、なんとか抜け出すことができました。まだできる時とできない時がありますが、それでも少しずつコツを掴んでいるようです。本人も明日も練習したいとやる気を見せてくれました。
明日は朝10時半に実家へ向かい、仕上げに取り組む予定です。最後の仕上がりを見るのが楽しみです!
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