アルテシマ2代目、10年目の解体…

 9月末から、10年育ててきたアルテシマを解体し、挿し木にして水耕栽培を4本ほど始めました。それらの挿し木は順調に根を伸ばし、今では元気に育っています。一方で、2m以上あった本体はしばらく様子を見ていたものの、ついにほとんどの葉が黄色く変わってしまいました。そしてとうとう、本体とのお別れのときを迎えることとなりました…。

トップの方は元気でしたので、カットしました。これでまた挿し木が増えました。(笑)

 解体ショーの始まりです。アルテシマはゴムの木なので、カットするとゴム汁がベトベトになるため、ベランダへ移動しました。

2メーター以上あったので、3本にカット。硬すぎて、華道のはさみで対応しました。

 さらに、鉢底吸水ポットの構造上、内部が二層になっていて根が絡み合っていました。砂埃が舞う中、マスクをしながら根を慎重にカットし、どうにかパーツを外すことができました。

 9月には、10年も大切に育ててきたアルテシマを解体することに対して罪悪感すら覚えていました。しかし、最後には躊躇することなく解体を進める自分に変化を感じました。このアルテシマとの奮闘の末、挿し木が増えたので、誰かに譲ろうかなと思い、ヨガの先生に話してみると、「私、欲しいです!」と即座に貰い手が決まりました。なんだかブリーダーになったような気分です。そもそも2007年にお迎えしたアルテシマが元ですから、先生には"孫世代"を譲ることになるんですね。(笑)

 アルテシマの場所には、パキラを置いてみました。アルテシマの孫たちもたくさんいますし、解体したらもっと賑やかになりました。(笑)