4ヶ月ぶりに山の空気を味わう日がやってきました！低山派の私にとって、夏は暑すぎてお休み期間。でも、ようやく待ちに待った秋の訪れ。低山クライマーの季節の幕開けです！
夏の間は引きこもり生活で、運動といえば毎日30分のジム通いと週2回のヨガくらい。そんなわけで、体力温存しすぎたため、バディーにイージーコースをチョイスしてもらいました。
今回の舞台は「南高尾山稜」。といっても、8.9kmで4時間半の行程。高尾山の倍くらいの距離です。お弁当持参ということで、前日に急遽炊き込みご飯を作りました。
爽やかに6時前に起床。6:50に最寄り駅を出発し、8:30頃に相模湖駅に到着。そこからバスで16分、「大垂水」で下車。いよいよ入山。
最初は狭くて急な斜面に戸惑いましたが、意外にも平坦な道も多く、アップダウンの繰り返し。ストックが頼もしい味方になりました。トレイルランナーたちにとっては天国のようで、何度も抜かされました。(笑)
いつものように、遭難対策のための余計な上着まで詰め込んでましたが、このコースなら高尾山並みの軽装で十分だったかもしれません。
「山稜」とは、300-500mの小さな山々を縦走していく感じで、開放的な景色も少なく、取れ高ポイントはゼロ。でも、そんな素朴な山歩きの様子を3分の動画にまとめてみました。
とは言いつつ、取れ高なしを支えてくれたポイントの高い素材たち。
１：見晴台からの景色！
2. アサギマダラ（高尾山を代表する蝶）
3. 時々現れる短めな急登
4. 下山後のケーキ！ Takao coffee
下山後、訪れたのはたまたま見つけた「Takao Coffee」。店内のショーケースには、美しく並ぶケーキたちが目を引きます。特に一番惹かれたチーズケーキに狙いを定めたものの、待っている間にどんどん数が減っていき…ついにSold Out。目の前で夢が消えてしまった瞬間の切なさといったらありません。
それから迷いに迷って選んだのは、チーズクリームパイとキャロットケーキ。これが正解でした！
チーズクリームパイは、滑らかなチーズにラムレーズンが絶妙に溶け込み、一口ごとに幸せが広がります。キャロットケーキは、優しい甘さと素材の自然な風味が感じられ、登山後でも罪悪感ゼロのご褒美です。
さらに、ここではオリジナルのコーヒー豆も販売しており、そのこだわりはさすが。山の澄んだ空気を吸いながら味わう香り高いコーヒーは、心も体にも染みましたね～。
今回の登山は久々でしたが、南高尾山稜コースが思いのほか楽で、まだまだ余力が。そのまま勢いで、高尾山6号路にもチャレンジできそうでした。
そして、帰りの電車では、いつもと違うルートで帰ることにしたのですが、そこで偶然の驚きが。バディーが「あの人、この人だよね（iPhoneを見せて）」と嬉しそうに話すので確認すると、日本を代表する登山家が同じ車両に！登山の締めくくりにこんな出会いがあるなんて、これはまさに“宇宙からのサイン”ですね。次回はぜひ、逃したチーズケーキを味わいたいと思います。(笑)
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