ソロからシンフォニーへ🎵

 先日、知人の元タカラジェンヌの天宮菜生さんのバースデーライブに伺いました。こちら、最後にバンドメンバーの方々とのお写真タイムの写真です!アットホームで、プロフェッショナルのシンフォニーが、感動的なライブでした!

 天宮さんにはじめてお会いしてから20年。長い時を経て、今なお進化し続けるアーティストの姿に感動しました。

 T退団後、アメリカで歌の勉強をされて帰国。ソロ活動から始まり、ピアノと歌のシンプルな編成から、様々なコラボレーションを経て、今では多彩な楽器が加わり、豊かな音楽世界を創り出しています。チェロやサックス、そして今回新たに加わったパーカッションなど、仲間が増えるごとに音楽の幅も広がっていくのを感じます。桃太郎ではないですが、毎回仲間が増えていきます。(笑)

 1曲1曲に思い入れのある素敵なオリジナル曲の数も増え、さらには難易度の高いフランス語の曲や、ラップのような英語のジャズソングまで、歌唱力の進化には毎回感動しています。

 今回のライブでは、ドラムとパーカッションの加入により、音の厚みや全体の雰囲気がさらに充実しました。クラシックのオーケストラコンサートを聴く機会が増えたこともあり、ドラマーの卓越した技術と音の素晴らしさをより深く感じることができました。

 さらに、ゲストとして登場した有名なアコーディオン奏者の桑山哲也さんの演奏も加わり、ステージの雰囲気がシャンソンの世界に。ボタン式アコーディオンから繰り出される音色の中に、突如として電話のような「ルルルル」という音が響き渡り、そんな音も出るのかと驚きました。

 そんな常に新しい見せ方に進化し続ける天宮さんの姿に心から感銘を受けました。ベージュのロングドレスは落ち着いた雰囲気でしっとりと。後半は、とグリーンの妖精のようなドレスも素敵でした!


 私自身の活動を振り返ると、同じように、様々な形態を経験してきたことに気づきます。

 ソロ活動からスタートし、やがて『ひとみずむ』プロジェクトではクライアントの方々との協働を実現。さらに、同じ傾聴の仕事に携わる仲間たちとコラボレーションセミナーを開催するなど、活動の幅を広げてきました。趣味のボイストレーニングでも仲間と共にライブを行うなど、多様な形で自己表現と協働の機会を作ってきました。

 しかし、コロナ禍の到来により、これらの活動が一斉に停止。ここ4年間は、むしろソロ活動に集中せざるを得ない状況となりました。

 今回のライブを拝見し、演奏者が増えることで生まれる豊かな音色と、それ以上に彼らの結束力に深く感動しました。その瞬間、「なぜ私は最近ソロ活動ばかりしているのだろう?」と、思わず笑ってしまうほど鮮明な気づきがありました。

 個人の成長と協働の力。これからの活動の方向性を考える上で、大きなヒントをいただいた気がします。人は一人では限界がありますが、志を同じくする仲間と力を合わせれば、想像以上の可能性が広がることを、改めて心に刻んだ瞬間でもありました。

 最近は、HPの工事を行っており、長年私を知るクライアントさんたちに感想をお願いして、私のHPに掲載させていただき始めたのですが、実は新しい試みです。これもシンフォニーの始まりなのではないかと、また気づきました。


 天宮さん、お誕生日おめでとう&ありがとうございました!これからのシンフォニーも楽しみでなりません!