エミー賞授賞式、待ってました! 早速、授賞式の動画がアップされていたのでシェアします!
◎Anna Sawai Accepts the Emmy Award for Lead Actress in a Drama Series - Emmy Awards
【動画日本語訳】エミー賞はアンナ・サワイさんに贈られます。これはアンナ・サワイさんにとって初めてのエミー賞の受賞とノミネートです。
名前が発表される前から泣いていました。今日はもう感情がぐちゃぐちゃです。このような素晴らしい候補者の方々と一緒に名を挙げていただき、アカデミーの皆さんに感謝します。私は彼らの作品を見て育ち、大好きでした。私たちの物語を信じてくれたジョン・ラングラさんとFXチームの皆さん、ありがとうございます。私を信じて、この人生で最高の役を与えてくれたジャスティンとレイチェル、本当にありがとう。
そして、真田さんが率いる『Shogun』の全てのキャストとスタッフの皆さん、一人ひとりに感謝しています。真田さんは本当にたくさんの扉を開いてくれましたし、今もなお私のような人たちのために扉を開き続けてくれています。心から感謝しています。コスモ、あなたは私が知る中で最も正直で、真実を追求し、無駄が一切ない俳優です。あなたのおかげで私は120%の力を出すことができました。
最後に、私のチームと家族に感謝します。お母さん、愛しています。あなたが私に教えてくれたストイシズムのおかげで、マリコを演じることができました。この賞は、何も求めずにみんなの手本となり続けるすべての女性たちに捧げます。本当にありがとうございました。
◎Hiroyuki Sanada Accepts the Emmy Award for Lead Actor in a Drama Series - Emmy Awards
【動画日本語訳】エミー賞は真田広之さんに贈られます。真田広之さんにとって、これが初めてのエミー賞受賞とノミネートです。
おお、ありがとうございます!本当にありがとうございます。なんて光栄なことでしょう。素晴らしいノミネート者の皆さんとここにいられることに感謝します。そして、私を信じてくれたFX、ディズニー、Huluの皆さん、ありがとうございます。いつもサポートしてくれるチームにも感謝します。そして、『Shogun』の全てのキャストとスタッフに、心から誇りに思っています。これは東洋と西洋が夢を共有したプロジェクトであり、敬意を持って取り組んだ作品です。『Shogun』から学んだのは、人々が一緒に働くことで奇跡を起こし、より良い未来を一緒に作り出せるということです。本当にありがとうございました。
◎'Shōgun' Accepts the Emmy Award for Drama Series - Emmy Awards
【動画日本語訳】そしてエミー賞は「将軍」に贈られます。「将軍」は初めてのエミー賞対象年で25のノミネーションを受け、クリエイティブ・アート・セレモニーで記録的な14部門の受賞を果たし、さらに今夜4部門を受賞しました。今年の最多エミー賞ノミネート作品としてトップの座に立っています。
おお、これはすごい!急がなきゃ、急がなきゃ。ああ、なんて素晴らしい栄誉でしょうか。本当にありがとうございます。ディズニーテレビのパートナー、ダナ・ウォルデンさん、エリック・シュライヤーさん、Hulu、そして特にFXに感謝します。ジョン、ジーナ、ケイト、リンジー、ニック、皆さんは非常に高額な字幕付きの日本の時代劇をグリーンライトしてくれました。そのクライマックスは俳句の競技会にかかっているのですが、どうしてそれをやろうと思ったのか全くわかりませんが、この素晴らしいチームを信じてくれてありがとう。ジョン・ソルバーグさん、ステファニー・ギビンさん、ありがとうございます。この賞を日本と北アメリカの素晴らしいキャストとスタッフ全員と分かち合います。
「将軍」は翻訳についての物語で、失われるものではなく、見つかるものに焦点を当てています。安全会議が二つの言語で行われる時や、畳の上を作業靴で歩かないように学ぶ時に感じるものです。最後に真田さんに一言お願いします。
えっと、日本語で手短に話しますね。通訳をお願いできますか?
頑張ってみます、アナ。やってみます。いけるよ。
皆さま、これまで侍の時代劇を継承し支えてくださった全てのクルー、監督、そして名匠の方々に心からの感謝を申し上げます。我々があなた方から受け継いだ情熱と夢は、海や国境を越えて届けられています。本当にありがとうございました。
フィリピン人の英会話の先生に『Shōgun』を熱くオススメされた時、すでに第5話まで進んでいたので、一気見して追いつきました。そこからは、毎週のリアルタイム放送が待ち遠しいほど夢中になるドラマになりました。
日本では『Shōgun』がそれほど盛り上がっている様子はありませんでしたが、フィリピン人の先生によると、切腹の精神や「八重垣」、つまり本心を奥に隠す日本のメンタリティに特に興味を持ったそうです。彼女だけでなく、多くの日本人以外の人々にとっても、日本人のメンタリティを理解する貴重な機会になったことは間違いありません。『Shōgun』のリアクション動画も数多く存在し、外国人の反応を見ることも楽しみでした。私自身も毎回これほど心を動かされるドラマは初めてでした。ましてや、これまで時代劇は全く観たことがなかったのです。
ハリウッドが制作した『Shōgun』は、日本が作るよりもむしろ本格的で、そのスケールの大きさがより深い感動を生みました。全10話すべてに名シーンが存在し、その圧倒的な完成度には驚かされました。エミー賞で25のノミネートを受けるという快挙は、やはり世界中で日本人以上に熱狂されていた証拠でしょう。
通常、日本では映画に英語字幕がつくことは当たり前ですが、日本語のドラマに英語字幕をつけて放映することはほとんど考えられません。それでも、日本人俳優が日本語で演技をし、それが世界で受け入れられたという事実は奇跡的です。
その背景には、プロデューサー兼俳優である真田広之さんの熱意と情熱がありました。彼は演じない日も現場に通い、指導にあたっていたそうです。より本格的な作品にするために、日本人キャストが中心となって制作された『Shōgun』は、日本人にとっても大きな感動をもたらしました。
主演女優賞に輝いたアンナ・サワイさんの演技も素晴らしく、特に「クリムゾンスカイ(紅天)」での演技は、誰もがエミー賞主演女優賞は確実だと思ったはずです。
惜しくも助演男優賞を逃した浅野忠信さんの藪重の演技も最高でした。フィリピン人の先生も藪重にハマっていたようです(笑)。感情的で、いつも遺言書を書き直し、自分の利益のために寝返ることも厭わないが憎めない藪重というキャラクターは、重厚な時代劇の中でも異質で、素晴らしい演技でした。
感想は山ほどありますが、残念ながら周りに『Shōgun』を観ている人がいないため、思いっきり語ることができないのが残念で仕方ありませんが、きっとエミー賞をきっかけに、またYouTubeでは『Shōgun』が世界中で繰り広げられるでしょうから、とても楽しみです。
当初、リミテッドエディションでしたが、エミー賞の可能性も見えてきた辺りで、「シリーズドラマ部門」への変更になりました。ですので、また真田広之さんのチームが、時代劇をつくることは確定となりました。きっと『Shōgun』をさらに超えてくることでしょう!
And the Emmy goes to Anna Sawai, Shogun! This is the first Emmy win and nomination for Anna Sawai. [Music] [Applause] [Music] [Applause]
I was crying even before my name was announced—I’m a mess today! Thank you to the Academy for naming me alongside my fellow nominees whose work I grew up watching and loving. Thank you to John Landgraf and the entire FX team for believing in our story. A big thank you to Justin and Rachel for believing in me and giving me this role of a lifetime.
Thank you to every single member of the crew and cast, led by Hiro—Hiro over there—you have opened doors and continue to open doors for people like me. Thank you so much. Cosmo, you are the most honest, truthful, and no-BS actor I know, and you pushed me to give 120%.
Lastly, thank you to my team and my family. Mom, I love you—you are the reason I’m here. You taught me stoicism, and that’s how I was able to portray Maro. This is dedicated to all the women who expect nothing and continue to set an example for everyone. Thank you so much.
And the Emmy goes to Hiroyuki Sanada! This is the first Emmy win and nomination for Hiroyuki Sanada. [Applause] [Music] [Applause]
Oh my God, thank you, thank you so much! I am incredibly honored to be here among such amazing nominees. I want to thank FX, Disney, and Hulu for believing in me. Thank you to my team for always supporting me, and to all the cast and crew of Shogun—I am so proud of you all. This was an East-meets-West dream project built on mutual respect. Shogun taught me that when people come together, we can create miracles and build a better future together. Thank you so much!
And the Emmy goes to Shogun! In its first eligible year, Shogun received 25 nominations and set a record by winning 14 Emmys at the Creative Arts ceremony, with an additional four wins tonight. The show holds the top spot this year for the most Emmy nominations. [Applause] [Music] [Applause]
Oh my gosh, we have to go fast—wow, okay, okay. Thank you for this incredible honor. We are so grateful to our partners at Disney Television, Dana Walden, Eric Shrier, Hulu, and especially FX. John, Gina, Kate, Lindsay, Nick—you all greenlit a very expensive, subtitled Japanese period piece with a central climax that revolves around a poetry competition. I have no idea why you did that, but thank you for believing in this incredible team. Thank you to John Solberg and Stephanie Gibbons.
We share this award with our extraordinary cast and crew from Japan and North America. Shogun is a show about translation—not what is lost, but what is found when people come together. From conducting safety meetings in two languages to learning not to walk on tatami mats with utility boots, the experience was transformative. And now, I’d like to pass this to Hiro for a final word.
Okay, let me speak in Japanese quickly—could you translate? I’ll try, Anna, I’ll try. Here we go.
We would like to express our deepest gratitude to all the crew, directors, and masters who have carried on and supported the legacy of samurai period dramas up until now. The passion and dreams we have inherited from you have crossed oceans and borders. Thank you so much.
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