モナリザバッグ WOW!!!

 英国人の英会話の先生が、私のART TEE Shopのサイトを開いて出迎えてくれました。そこで、私は「モナリザエコバッグ」の初お披露目ということで、ジャーンとお見せしました。すると先生は、「WOW!」と驚いた声を上げ、予想外の反応を見せました。「なんかイメージと違うね!思っていたよりもモナリザが大きくて、しかも発色も鮮やか。サイトで見る限りは買おうと思わなかったけど、実物を見ると欲しくなるね!」と、率直な感想を言ってくれました。(笑)

 実は、モナリザが少し大きすぎるかもと思って、小さくしたバージョンを新たにアップしていたのです。ですから、先生の「思っていたよりもモナリザが大きい」という違和感は、実は最初のデザインのことを指していたのです。その日、少し小さくしたモナリザバッグが届き、実際に見てみると、やはり最初のデザインの方が、わずかな差ですが、インパクトがありました。結局、当初のモナリザバッグの方に再度戻すことにしました。

 そして、実物の発色でサイトに写真をアップしたほうがいいと思うとアドバイスを頂いたので、改めて色を調整して実物に近づけて掲載しました。

 それにしても、実物をとても気に入ってもらえてホッとしました。私自身もこのバッグを毎日持ち歩いているのですが、持ち手が太めで肩にかけるとフィット感が抜群なのが気に入っています。英会話の先生も、このような太い持ち手のバッグは初めて見たとのことで、その個性的なデザインを褒めてくれました。やはり、他にはない個性が出せるのは嬉しいですね。

 今日添削を手伝ってもらった自叙伝『Grit & Glamor』には、「2回目会ってもらうにはどうしたらいいか?」という問いが重要なエピソードとして登場しますが、それがまさにこのモナリザバッグとシンクロしているように感じました。モナリザバッグを買ってもらうだけでなく、その後も2度3度、この店に足を運んでもらえるかどうかが、本当に大切なことなんですよね。

 「北斎×モネのイラストも作ってみた」と英会話の先生に見せたところ、「面白いデザインだけど、正直これをFUDGE読者が買うとは思えない」と率直な意見をいただきました。さすがだなと思いました。

 先生はアイデアをたくさん持っているようで、来週は英会話レッスンとは別に、ART TEEショップの会議のためのレッスンを予約させてもらいました。なんだか、私よりもずっと真剣に取り組んでくれていて、本当に感謝しかありません。私も少しずつですが、ART TEEのデザイナーとしての自覚が芽生えてきました。(笑)