カンディンスキー、ゴーガン、ルドンが1枚のART TEE?!

 8月8日、アメリカのプラットフォームEtsyでショップを立ち上げた私は、本格的にデザインに取り組むべく、英国人の英会話の先生とのデザインミーティングのため、1レッスンを予約しました。いつもの私のアイデアは「好きな画家の絵を1枚選び、画家名と作品名を載せ、その絵画に合う色のTシャツを作る」という単純なものでしたが、先生との対話を通じて新たな発想が生まれました。

 レッスン開始時、アイデアがないと笑いながら告白したところから始まりましたが、途中で先生から驚くべき提案がありました。「マティスの『赤い部屋』の中にある絵画を、好きな画家の作品に置き換えてみては?」というアイデアです。この発想に爆笑してしまった私に、彼は「Why not?」と返し、さらに笑いが起こりました。

 確かに、私の部屋にもフジコ・ヘミングさんの絵画とクリムトの作品が隣り合っていますし、モネの庭の絵や木梨憲武さんの作品も飾っています。一人の画家に縛られる必要はないのです。

 さらに具体的なイメージをイラスト化してくれました。好きな絵画を配置し、色のトーンを合わせてセンス良く並べるというアイデアです。私は異なるものを組み合わせて統一感を出すことが好きなので、このコンセプトに惹かれました。または、画集のような作品集の絵画のレイアウトを参考にするといいとのこと。アートピープルは、そのレイアウトを見たらわかるからと。それもなんか、わかる人はわかる、みたいでいいですね。

 実際に、パブリックドメインのサイトを見ながら、どんな組み合わせがよさそうかをシミュレーションしました。「カンディスキーとゴーガンが隣り合わせ、Why not?」という発想に、自由な創造性を感じました。「Why not?」は魔法の言葉のようで、むしろTシャツに印刷したいくらいです。(笑)

 この発想を基に、早速カンディンスキー、ゴーガン、ルドンのトリオをデザインしました。

 ルドンを使いたくても、縦長の絵が多く、レイアウトに困っていましたが、これならルドンの縦長の絵がパズルのようにハマりました。(笑)この特選三種盛りの贅沢さに、ジワジワと笑いがこみ上げます。このアイデアを第一弾として、金曜日の英会話レッスンでさらに発展させていきたいと考えています! これなら米国で売れそうな気がしてきました。(笑)