姪のレポート作成をChatGPTと手伝って。

 先日、姪のレポート作成を手伝いました。新しい高校の必修科目「公共」に関するレポートです。この科目は、2022年度から新学習指導要領のもとで実施されており、従来の「現代社会」に代わるものです。教科書には倫理や現代社会の内容が含まれ、ソクラテス、カント、サルトルなどの哲学者についても説明されています。姪も興味を持っているようです。

 私は内容をほとんど忘れていたので、ChatGPTを活用して姪のガイドをしています。方法は簡単で、教科書の写真を撮ってChatGPTに送り、「答えて」とプロンプトを出すだけです。すると正しい回答が返ってくるので、論じる問題についても回答例を参考に教えることができます。

 教科書にはいくつかのトピックがありましたが、姪はたまたまChatGPTと同じテーマを選んでいました。私はChatGPTの回答例を参考に、姪の意見をどのように構成するかをサポートしました。



 最初、彼女は「できない!」と言いましたが、私は「とにかく思っていることを話してみてくれる?」と促しました。すると、彼女は自分の意見を語り始めました。まとまっていないことが気になっていたようですが、私が話の要点をまとめてフィードバックすると、「なんで、すぐにまとめられるの?!」と驚かれました。毎日19年もブログを書いていればそうなれると答えましたが、私の言葉選びが大人びていたため、彼女は「そんなに長く生きてない!」と言い、大爆笑しました。確かに、高校生にふさわしい語彙選びも大切ですね。最終的には、彼女は自分の言葉でうまくまとめることができました。

 レポート作成は大変でした。書いた回答がネットの問題で消えてしまうハプニングもありましたが、私は事前に回答を写真に撮っておいたので、少しの労力で復元できました。彼女は完璧を目指したいようですが、私は間違っても次に活かせるというスタンスなので、「早めに間違っておいてよかったね」と声をかけ、何があっても歩み続けることをサポートしています。

 3時間、飲み物だけで集中しており、脳が疲れたので、ミスドのポンデリングを半分ずつ頂きました。こんなおいしいポンデリングははじめてです。(笑)