ディズニー・ピクサーの新作映画『マイエレメント』を鑑賞しました。『Toy Story 3』以降、ピクサー映画の感動的なストーリーに涙を流し続けているので、今回もどんな感動が待っているのか!
簡潔に述べるなら、これは「火と水の大人のラブストーリー」で、人間社会での異なる文化や背景を持つ者同士のラブストーリーとも言えます。
映像は極めて美しく、これほどカラフルな映画を見たことがないと言っても過言ではありません。その美しさに圧倒されることでしょう。水も火も形のないもので、その動きがいかに表現されるのか、予想を超えた描写で描かれています。子供向けだけでなく、大人にも見逃せない一作です。
この映画は感情と強くリンクしています。水は涙もろく、火は感情の高まりを象徴します。その水と火の動きと言葉を通して、「何だこの感情は?」と自身の未癒しの感情に突き刺さる体験がありました。
特に印象的なのが、火のエンバーと水のウェイドの間のセリフ、「怒りの中に、本当の自分の願いがある」という言葉です。エンバーは親の期待に応えようとして、自分の真の心の声には耳を傾けずに生きてきました。しかし、親の本当の願いは子供の夢の実現だったのです。感動的な展開で涙腺が崩れることでしょう。そのほか、いろいろな立場の人が、それぞれの感動ポイントにリンクすること必至です。
さらに、この映画は監督の個人的な経験が反映されていることが分かり、それがシーンの背景を解く鍵にもなっています。日本語版もあるので、映像美に浸りながら、自分の感情と向き合うためにも、再度映画館で鑑賞したいです!
最後に一つ。ハンカチを握りしめてご鑑賞ください!(笑)
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