「ガウディとサグラダ・ファミリア展」へ。

 先日、『サグラダファミリア』展へ行って参りました。入口で二次元コードのチケットをかざすと、なぜか通らず。別の機械でも通らず。ほかの人がでてきて、「マティス展」ということがわかりました。暑さで頭もぼーっとしていたので、入口の二人も私も気づけなかったようです。皆さんもお気を付けください。(笑)

 7つの世界遺産を生んだ天才ガウディでしたが、いきなり最初にガウディーが亡くなった理由を知りました。1926年の6月10日にミサへ行こうとして、路面電車にはねられるのですが、一切身なりを構わないため、浮浪者と間違われて手当てが遅れ、3日後に旅立ちました。以下は死亡報告書です…。

 そんな、ガウディーショックからはじまった「サグラダ・ファミリア」展。

 ガウディーの建築の思想についての考え方を知ることができたり、サグラダファミリアは、貧しい人のための教会として作られたこともはじめて知りました。ガウディーのデザインは独特ですが、自然と一体化させることを追求していたから、あのような曲線になったのだと知りました。自然派建築家ガウディーについて、ChatGPTに説明をお願いしたところ、まさにサグラダファミリア展で学んだことをうまく表現してくれたので、(笑)以下掲載いたします。


アントニ・ガウディは、スペインの建築家であり、サグラダファミリアなどの革新的な作品で知られています。彼のモットーは「神の創造物を模倣する」であり、彼は自然界の美しさと形態からインスピレーションを得て、建築に取り入れました。

ガウディの作品は、独創的な形状、曲線的なデザイン、有機的な要素の組み合わせなど、独自のスタイルを特徴としています。彼は自然界の構造や形態を研究し、それを建築に取り入れることで、建築物が自然と一体化し、人々にとって心地よい環境を創り出すことを目指しました。

ガウディは建築物のデザインにおいて、構造と形態の統一を重視しました。彼の作品は、強力な内部構造を持ちながらも、外観は流線型で柔らかい曲線を多く取り入れています。彼はアーチやヴォールト、斜めの柱など、新しい建築技法を採用し、それによって独自のスタイルを確立しました。

さらに、ガウディは装飾の細部にも非常にこだわりました。彼の作品には、モザイクタイルや陶器の装飾、鉄の曲線的な手すりなど、独特なデザイン要素が豊富に取り入れられています。これらの装飾は、建築物全体の統一感を高めるだけでなく、美しさや個性をもたらしています。

ガウディの作品は、彼が人々の生活や心理的な要素を考慮しながら建築をデザインしていたことを示しています。彼は建築を単なる構造物ではなく、人々の感情や経験に深く関わるものとして捉えていました。そのため、彼の建築物は単なる美しい建築物ではなく、人々の心に響く存在となっています。

ガウディの作品は、革新的なデザインと建築技法、自然との調和、独自の装飾要素を組み合わせており、現代の建築においても高く評価されています。彼の作品は、彼が大切にしていた自然との関係性や人間中心の設計思想を反映しており、その影響は今日まで続いています。

以上です。

 ガウディが自然界から得たインスピレーションを建築に取り入れる姿勢に感銘を受けました。建物の形状やデザインには、曲線や有機的な要素が多く見られ、その美しさには言葉を失います。特に、サグラダファミリアの壮大なスケールと独自の形状は、唯一無二で、驚異的な存在です。

 建築は、着想してから、設計という2D上で繊細に表現し、次に模型を作ったり、また、自然からインスピレーションを得た曲線的な形状を生み出すための実験を積みかさねたりしながら、実際の型をつくる。そして安全に組み立てていく。

 しかもガウディーは建築を単なる構造物と捉えず、人々の心に訴えかける存在として捉えていました。サグラダファミリアの内面の4K映像が流れていましたが、ステンドグラスから差し込む光は、自然の中の木漏れ日以上の美しさで、まるで夢の中にいるような非日常的な体験なのだろうなと想像します。アントニ・ガウディーの才能と創造力には、深い感銘を受けました。

 今回は、平日の夕方3時半に入場し、1時間半あれば見られるかなぁと思っていたのですが、平日のわりに混雑していたのもあり、ぎりぎりになってしまいました。とくに、男性が多かったのが印象的でした。やはり建築家ということもあるのでしょうか。ですので、もし行かれるならば、午後3時までには入ったほうがよさそうです。

 2026年には完成ということで、ガウディの旅たちからちょうど100年目ということになるようです!