映画『新しい靴を買わなくちゃ』鑑賞。

新しい靴を買わなくちゃ』を鑑賞しました。
来週の今頃に、PARISひとり旅なので、ちょうどいいタイミングでした♪

物語は、パリで偶然に出会った男女の3日間の恋を描くラブストーリーです。

映画の中では、大人の恋愛と若い恋愛と同時進行なんです。
若い恋愛は、盲目で、自分から別れを切り出して、
辛くしちゃうところとか・・・切なく感じました。
もう少し、余裕を持とうって・・・そうすれば、きっと大丈夫って。笑 
ああ、すっかり大人になってしまいました。爆




何と言ったらいいのでしょう・・・。本当によかったです。
鼻をすすりながら泣いてしましました。

中山美穂さんと向井理さんなので、歳の差のあるラブストーリーって
どうなんだろう? とリアリティーをあまり感じなかったのですが、
実際に映画を観たら、「あるある!」と思えました。

自分の中の解釈ですが、
ラブストーリーというのとはちがうジャンルとも思いました。
ただ、「出会い」から「旅立ち」を描いているという。


心の扉をあけるカギを探しているとき、
あの時から、ずっと止まってしまった自分を感じるとき、
偶然のような出会いを引き寄せるんじゃないかって。
自分で扉を開けることは怖すぎることだから、願うことでしかかなわないような。
いや、願っていることにも気付かないくらいかもしれない。
「誰か・・」って。

そんなときに、シンクロして、カチャってドアが開く。
ドア付近のシーンが沢山あった気がするのも、
そういうことなんでしょうか。
なんとなく、私の中では印象的でした。



これは映画だから・・・・と、思ってしまうところがひとつもなくて、
人物を追ったような写り方が、映画のシーンの中に自分も入れる感じの画面でした。
音楽も静かに流れていて、心に沁みました。

日本の映画をオールパリロケというのも新しい。
もし、舞台がNYだったら、なんとなくそれは成立しない気がして、
パリだったから、違和感がなかったのかなとか・・・。
なんでしょうか、この感じ。

中山さんと向井さんだから・・・。
と言ってしまえば、そうかもしれませんが。笑


観終わってからまだ時間があまり経過していないせいか、ふわふわしています。
つまり、映画を観終わった後、その気になってしまったのかもしれません。笑