【色をもっと楽しみたいけど、悩んでいる人にいい処方箋。】

アパレル友人との深夜のファッション談義は6日目。

今日も2つほどオシャレの法則をご紹介します!

色については、以前に、補色の効果についてご説明致しました。

【アクセ、レイヤードの効果】

実際にアクセ、レイヤードの効果について分かりやすく写真にしてみました。

左.《アクセ、使用前》 右.《使用後》



「2つの写真を比べてどう感じましたか?」

左は、 東京っぽいといえば、東京っぽいんですけど、シンプルな感じですよね。

右は、ぱっと見て、目を引き、インナーが映えます。
TシャツとJKの間に豹柄のカーディガンが入ることでつながりが出来て、
それが、チラ見せ効果となり、絶妙なスパイスになります。

色をいれることで、より立体的に見えたり、真っ先に目が行くポイントができます。
例えば、写真にも言えることです。



この写真にもし、ヨットがなかったらどうですか?
一瞬どこを見て良いのか?分からなくなりませんか?
ヨットがあることで、まず目がいくポイントは決まりますよね。
それに、ヨットのある場所でバランスが生まれます。
(ちなみに、私が撮った写真です。自分なりに力作。)

結局は、服も1枚の絵と捕らえる事で、スパイスの必然性が見えてきます。

【呼び合う色について】

例えば、「茶色には何が合うと思いますか?」

答えを探すときに、どのようなイメージから色を見つけ出しましたか?

★茶色から連想するものは?→土、陸、砂漠、砂浜、ヤシの実、樹…

例えばターコイズは、一番自然な答えかもしれません。
何故なら、海と陸の関係を想像させるからです。

自然が生み出した自然な組み合わせは、人が昔から慣れ親しんでいるからこそ、
しっくりくるのだと思います。

★グリーンは、あらゆる花の色と合いますよね。イエロー、ピンク、レッド…
薔薇なんて、思いっきり補色ですよね。だからあんなに皆が心惹かれるのでしょう。

自然の中にある隣り合わせの色は、必然的に合ってしまう色同士なのです。

《今日の処方箋》
つまり、元来の自然の色合いに従えば、色のコーディネートが上手く行きます!
この法則の視点から考えると、合う色がどんどん浮かんでくると思います。



明日は、元来の自然の色合いに対し、現代社会の織り成す色合いについて
考えたいと思います。