フニオチコンテストのこと。

日曜日に行った「フニオチコンテスト」のことは、
このブログにほとんど書きませんでしたが、
クライアントさんに必要あって話すことになった昨日、
結構、いいコンセプトのコンテストなんだなぁと
改めて感心してしまいました。

このコンテストは、日常の腑に落ちないことを発表する
というものなのです。発表する人たちは、素人のひとで
主に、ふかわさんのラジオのリスナーたちがコンテストに
エントリーされています。

たとえば、「コンビニの店員さんのフニオチ」。


コンビニのおでんは、具によって、
仕切りがあって別れて汁につかっていますよね。
ハンペンと大根を買ったのに、
ウインナーのところの汁をいつもいれてくる店員さんにフニオチです。

とか。



クライアントさんに話す必要があったというのは、
ブログに何を書いたらいいか、困っているということだったので、
日常の見落としがちなことも、よくよく観察すると、
「え!」と思うことがありますよ、ということをお伝えしたかったからです。


今回のコンテストで優勝した人は、
「川島なお美さんのブログ」
についてお話されていました。


「川島なお美さんのブログは、アップした直後の記事と
後から見る記事が、いつのまにか、半分くらい変わってしまっているので、
1日に何回も見てしまう。そこがいいところで段々とファンになってしまった」と。


それを聞いた、審査員の岡本夏生さんが、
「そんなにちゃんと見てくれる人がいるんだねぇ」と
書き手目線の方からのコメントをしていました。


日常の「フニオチ」な出来事を探してみる。
このコンテストは、毎回のように行っていますけど、
「見えていなかったものが見えてくる」体験を
自然とさせてもらっているかもしれません。