『死神の精度』伊坂幸太郎著

こんな時間(3時半)になってしまいました。
『死神の精度』を読んでいました。
2008年には映画にもなった作品と聞きました。

『ひとみずむ4』を作るのに、短編だけど全部がつながりたい。
ということについて、私のコーチの播磨さんに相談したら、
『死神の精度』をオススメしてもらいました。
最後にわっとつながるらしい・・・とのことで。

小説自体が本当に面白かった。
死神を通して、人間をすごい見てしましました。

自分の仕事の関係上もあって、
死神と人間とのやり取りが、すーっと入ってきましたね。




さて、本の感想もそうですが、
自分の創るものに活かそうという視点でも読んでいたので、
刻まれるようにいろいろと体に染みわたりながら読んだ感じです。

短編なのに、全体がつながっている感というのは、
登場人物のつながりはもちろん、わかりやすく見えましたが、
もしかしたら、もっとトリックがあるかもしれないなぁ。

もし、『ひとみずむ4』で活かすならば、
やっぱり私の「芯」の部分で、つながりができるような気がしてきました。

この本で言えば、死神の仕事とは?の部分でしょうか。
死神だから、相手のことは、今見えている事実から想像するしかなく、
わからないことがいっぱいだし、逆に相手のバックグラウンドを
知らないからこそ素で聞いてしまうところとか・・・。
なんか、そういうやり取りは私と共通する部分だなぁと感じました。
でも、それだけじゃ面白くないですね。笑


夜のクライアントさんにも相談してみたら、
たまたま年間200冊とか小説を読む女性でした。
早速、次なる本を発注。

『上を向いて歩こう ヒキタクニオ著』
次、行きたいと思います。