10290円の本。

今日、ふと以前買った本を読んでみたいと思いました。
独立して1年後、「与える」って何だろう?と考えていたときに、
知り合いのとても魅力的な経営者の方から
「堀口さんはもうしていると思うけど、この本いいですよ」。
と、教えていただいたのが、『人蕩し術 (ひとたらしじゅつ) 無能 唱元』です。



持っている本で一番高いです。笑

「ひとたらし」、すなわち、人に魅力的と思われる人にはどうすればいいのか?
ということが書いてある本です。

大きな柱になっているのは、「与える」ということ。
「魅は与によって生じ 求によって滅す」について、
最初から最後まで語られています。

本の読み応えの感じとしては、道徳の本のようで自然と入ってきます。
とても読みやすく中学生でも理解できる言葉で
書かれているところが、いいところだと思います。
でも、10290円なんですけどね。笑

久々に読んで、面白い記述も再発見です。
自己重要感を高めるには「自分を愛すこと」だからと言って、
自慢話は、保身のためにしないほうがいい、というのは、
思わず笑ってしまいましたが、大切なことです。
相手の自己重要感を下げてしまうからだそうです。
自分の内において自画自賛を行うようにと。笑


再び読んでみようと思ったのは、
2012年の抱負は、「シェア」と最近決めたからです。
どうして、自分が「シェア」したい気持ちが高まってきているのか?
この本を読んで、なるほどと思える記述がありました。
大切なことが書いてあるので、いつでもセットポジションに戻れるように
引き続き本棚に保管しておこうと思っています。