「上手く歌うプロよりも、本気で歌っているみんなのライブの方に価値があるよ!」そう宝地先生に言われて、なんだかほっとした。
2次会になり、和気あいあいとした打ちあげになると思いきや、レッスンで宝地先生とバトルした話とか、バトル後1ヵ月のストライキに入っているとか、次のライブで、あなたにはこの曲を歌ってほしい!とか、次にライブをするとしたら、午後3時から始めたほうが、子連れの友達を誘いやすいとか、どこまでも本気だ。
赤のドレスでミドルレングスのふんわりとしたパーマのasukaさんは、aiさんの歌う、原キーより2度低い渋めの『サクラ色』にノックアウトされたようで、泣いていた。
ドリカムメドレーを歌ったA子さんは、何度でも何度でも宝地先生とアイコンタクトしながら、息合わせに力が入る。
宝地先生とバトルをし、レッスンストライキ1ヵ月経過というaskaさん。自前のものすごい声量で、中島みゆきを熱唱していた。
フルート歴24年のK子さんとバッハの楽譜を1ヵ月間猛特訓した宝地先生のアンサンブルは、いい意味で淡々としていて、18世紀の宮殿へとタイムスリップしてしまったかのようなアトモスフェアーになった。
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★出演者7名を一挙にまとめた音声レポート
★再生はこちら♪(10分)
・Let it go (Idina Menzel)… 堀口ひとみ
・瞳 (aiko)… ayakoさん
・Midnight Dejavu~色彩のブルース~(EGO-WRAPPIN' )… aiさん
・GLAMOROUS SKY(NANA starring MIKA NAKASHIMA)… askaさん
・いまを生きて(手嶌葵)…asukaさん
・ラストシーン(JUJU)… masakoさん
・ポロネーズ&バディネリ J.S.バッハ(フルート)… kikukoさん
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翌日、ランチタイムイングリッシュの英会話のインストラクターに、私が歌った”A Waltz For A Night ”の発音をチェックしてもらったところ、「日本人が歌っているとは思えないよ!普段の喋り声は高いけど、こちらは深みがあって、Jazzyだね~」と感想を貰った。宝地先生のレッスン&ロンドンの経験はやはり大きい。
★Liveを動画でどうぞ。Only me! (本人承諾済み 笑)
★曲順:Let It Go~DEPARTURES~A Waltz For A Night (From "Before Sunset" 2004)
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前回、ゆるい司会がみんなに好評だったTさんに、また司会をお願いした。ゆるい割に秘書をしているのもあって、仕切る時は仕切る。だけれども、あまりの段取りの良さに、最後の曲が終わって間髪いれずに、プロジェクターの電源をOFFにした。
「あのぉ、これから『ありのままで』を皆で歌うから、まだ使うんだけど…」
「あっ…」
そう言って、また静かにスイッチをいれたが、今度は私のプロジェクターに問題が発生。「ランプ交換」のマークが点滅した。電源を抜いて、ごまかして使ってみようと試みたけれど、やっぱりランプ交換マークは消えない。2分くらい、お客様をお待たせしてしまった。Kさんが、自分のスマホで検索すれば、歌詞が見られるからと言って、検索をしたが、ここは地下2階のため圏外…。
「どうしよう、どうしよう」
あたふたしていたら、M子さんにインスピレーションが舞い降りた。
「あのぉ~フォークソングのように、歌う直前に歌詞を伝えるやつ、やりましょうか?」と。(M子さん生まれて初めてだったようだ!笑)
「キャンプファイヤーみたいだね~」と宝地先生が子供っぽく言った。
「え?それって何だ?」一瞬戸惑った。なぜなら、『Let It Go』は、言葉が多いから、『もりのくまさん』のようにはいかないのではないかと、私の中で不安がよぎった。しかし、もうこれ以上お客様を待たせてはいけない!M子さんの提案にかけてみることにした。
宝地先生が「タラン タンタン タラン タンタン」と前奏を奏ではじめたそのとき、「降り始めた雪は」とM子さんが、鋭いカツゼツで、平然と言った。
会場は、予定調和を裏切る声に大爆笑。宝地先生は、伴奏に影響が出まいと、M子さんの声を無視するふりをしているようだった。
「足跡消して」2回目も、めちゃくちゃカツゼツよく言い放つ。
「冷たく大地を包み込み~」ここはどうやって言うだろう? 私の中で興味が湧いた。
★Sing-along! レット・イット・ゴー~ありのままで~ 音声レポ 再生はこちら(4分)
印象深いラストシーン。奇しくも、M子さんは『ラストシーン』を選曲していた!
「最高だった!」と口ぐちに会場から嬉しい感想がとびかっていた。
Thanks for coming.
See you next gig!!!
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