バラバラな統一感。

今年は、私の部屋に長年のクライアントさんら、お招きすることが増えました。

宿泊されたときの朝食時は、挽きたてコーヒーと搾りたてジュース。
前日に買っておいたパンは、トースターで焼いて。
ホテルの朝食のようにソロピアノミュージックを流す。
ちょっとしたおもてなしですが、優雅な朝食になるように!




お勤め時代は、コーヒーをドリップするのもやっと。
朝食のパンをお皿にだす時間も惜しむほどでした。
そのうち、毎朝豆を挽くような心のゆとりが欲しい! と願ってはいました。

初めて訪問したときの感想をみなさんそれぞれ口に出されるのですが、
「この部屋統一感があるなと思っていましたが、
日本語がないからですかね」という感想がありました。
そう言われて部屋を見渡してみるとそうでした。

その方は泊まっていたのですが、歯磨きペーストも
アルファベット表記であることに気づいたそうなのです。
確かに、歯磨きペーストを選んだ日、かなりの吟味ぶりでした。
日本製なのですが、商品名が目立たないモノでした。

日本のものは、広告重視な文化でもある気がしていて、
商品名がドーン!と目立つようになっているモノも多いですからね。





それから、モノを選ぶときの話になりました。

例えば、同じインテリアショップで全てを揃えるという統一感を出す方法もありますが、
私は、いろいろなお店で買ったものが、私の部屋に全員集合しているようなところがあります。

これは、私の人との付き合い方も同じかもしれませんね。
みんなバラバラなんだけど、全員集合みたいな。


改めて、モノでも、人でも、行く先でも。
人生、選択の連続なんだなと、そんな話になっていきました。