天川をめぐる旅(前編)天河神社・みたらい渓谷(奈良県吉野郡天川村)

天川村にある洞川温泉は巡礼の道があるのです。世界遺産に登録された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道です。行者とすれ違ったり、般若心経も何度か耳にしました。つまり、天川村は、自身を見つめる場所であり、古来神聖な場所として崇められてきたようです。

 そのような場所に、3年来のクライアントKさんから、一緒に行きませんか? とお誘いいただきました。奥地だけれど、一緒に来てくれそうな人、ということで、私に白羽の矢が当たりました。奥地だからこそ、行きたくなりますとも! しかしながら、誘われたと言うよりも、むしろ呼ばれたと思えるほど、私にとっても意味のある旅となりました。そんな二人の旅の記録です。


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■ルート(東京から約6時間)

新幹線(品川11:37~京都13:51)~近鉄特急(橿原神宮前行14:10~終点15:05)~近鉄特急(吉野行15:16~下市口15:41)~バス(洞川温泉行16:17→洞川温泉着17:30)

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 最後の下市口からのバスの1時間05分は、クネクネの山道がちょっと堪えましたが、バスを降りると、オレンジ色の外套とどこからともなく川の流れが聞こえてくるレトロな温泉街に心が和みました。







宿 花屋徳兵衛☆洞川

 創業500年のお宿です。1日8組程度でしょうか。だから、細かいところまで行き届いています。従業員の方々とも、2泊もすれば、顔なじみになってしまいました。私たちは、たくさん歩くそうで、「健脚な人」と思われてしまったようです。きっと、東京人は、電車移動が多い分、良く歩くんです。2日間で、11キロほど(たった)天川村の散策をしました。

 内装はリニューアルされており、とても過ごしやすく清潔なところです。お風呂も小ぢんまりとしていて、窓が大きく開いているので、半露天風呂といった感じで、最高でした! 夜はiPhoneでブログをアップしながら、初日を振り返り、就寝です。移動だけの1日目でした。

【2日目】

 「天河神社」と、エメラルドグリーンの川が見られる「みたらい渓谷」の計画です。
ここ数日は、関西地方はかなり雨が降っていたようですし、着いた当日も小雨だったのですが、朝起きてみると、見事に晴れておりました!

 朝ごはん、美味しすぎて完食。とくに、美味しい水で炊かれたご飯は、本当においしかったです。
 しかし、1杯が限界で、お櫃に余ったごはんがもったいないな…と思った私は、無理なお願いかもしれないけれど、ちょっと訊いてみるだけ訊いてみることにしました。

 滝の近くで、やりたいなと思っていたことを急に思い出したのです。
「おにぎりにして頂くことは可能でしょうか?」と。すると、「いいですよ」と言って下さいました。お忙しい中、特別にして頂いたので、あとからお礼にハンカチをプレゼントさせていただきました。本当にありがとうございました。

 お弁当のおにぎり持って、いざ出発です。
 宿から天川までは、送迎をお願いしていました。おおよそ4キロの道のりです。

★天河神社






勢いが凄すぎ! (笑)






こちらで、コンサートが開かれることもあるようです!

 日本最大弁財天の筆頭・大峯本宮とされる霊験あらたかな神社で、芸能の神様としても有名なのだそうです。また、縁がなければ、たどり着けない場所ともいわれているようで、「神様に呼ばれた人が行くところ」などの言い伝えがあり、縁のない人は行きたくても天河には行くことができないそうです。

 そう考えてみると、私にとっては今のタイミングのような気がします。色々なことについて、自分が求めていた地点に、ようやくたどり着いたのを今年になってから感じたからです。そして、そこからまたスタートが始まるだろうと感じています。まだ、途中の感じがしていたから、この神社のことも知らなかったのかもしれません。




★天河神社参拝




 大きな鈴を鳴らして、「もっと人々を楽しませられる人になりますように」とお願いしました。お願いしてみて気付いたのが、これまで金運や縁結びなどの神社も参拝してきましたが、一番お願いしやすいじゃないか! と感じたのです。

そして、このお守り。



 「諸芸上達守」と書かれた言葉をみて、こういうお守りほしかった!と思いました。
 子供のころは、特に「コレ」といったものがなかった私は、将来何になりたいのか?も特にありませんでした。なので、私の子供の頃のセルフイメージは、「目立ってはみたいのだけれど 、目立てない人」でした。

 結局、社会人になって、実力主義、自分次第の会社を2つ渡り歩いたことで、「継続力」と「自分の好きなことならば努力し開花することを知っている」ということが、もしかして才能なのかもしれないとようやく気付かせていただいた感じがしています。
 
 自分の中で、子供時代の自分と社会人になってからの自分が違うように感じていて、過去と今のセルフイメージが、たまに綱引きをしていて、成果を評価されることに、? と思う自分がいつもいたのです。そんな自分でもないんだけど、と。でも、振り返ってみると、実は子供のころから、そんな才能を持っていたのだと今は思うことができます。ただ、学力評価システムのなかでは、目立たなかっただけだなのかもしれません。
 
 天河神社に来たことで、昔と今の自分がようやく和解できました。たまたま、先週に知人のスピリチュアルカウンセリングを受けていたので、そう気づくことができました。
 きっと私の内なる子供が、このお守りを喜んでいるのかなと、思ったりもしています。そして、ゆめかちゃんに「芸能御守」を買いました。


★みたらい渓谷

 天川神社からも歩けるのですが、タクシーで3.5キロ先の「みたらいの滝」から入るコースにしました。



 ここ数日の雨で水量が増えて、おまけに夏に付着した藻も一気に洗い流されたようで、エメラルドグリーン度はMAX!!! のようでした。私たちも大興奮!!! テンションが異常となりました。(笑)












 みたらいの滝にかかる吊り橋を渡り、さらに奥地へ進むと、大人がクーラーボックスにビールを入れてきたようで、滝のそばで水着になって休息していました。写真右の方にちっちゃく人が写っています!いやいや、これはすごい!!!



 私たちも、おにぎりは、ここで食べることに!
 宿の方が包んでくださった包装を開けてみると、「わぁ!!!」と、そのおにぎりディスプレーに感激です。
 一生忘れません!!!






 Kさんは、小さいころは海外で過ごしていたこともあって、ピクニック=サンドウィッチだったようです。「おにぎりを外で食べること、してみたいことだった!」と涙ながらに語っていました。うん、よかった、よかった!(涙)



 ここで思い出したのが、6月のブログの記事に「エメラルドグリーンの川に魚群」の夢を見たと記載したと思います。まさに、川と岸の配置が、そのとき見た夢と同じだったのです。ここに行くことは、潜在意識は知っていたのかもしれません。驚きました。
 
 お弁当後、散策コース約5キロの山道を、森林浴しながらゆっくりと進みました。









 森林の中にもミニ滝がいっぱいあって、土、石の中から水が溢れ、まるで、宝石のように輝いていました。溢れんばかりの水、水、水。私たちも歩きながら、心の浄化が進んでいくように感じました。


















エメラルドグリーンの世界がどこまでも続いていきました。

続く…。

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