映画『スラムドッグ$ミリオネア』鑑賞。（2008年英国作品）

昨日、母と妹に薦められた映画『スラムドッグ$ミリオネア』鑑賞しました。
舞台がインドですが、イギリス映画でした。
2008年アカデミー賞で、作品賞・監督賞他最多8部門を受賞した作品です。
インドのスラム育ちの青年の運命と過酷な半生を描いた人間ドラマです。

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【物語】

平和な街が急に襲われて、お母さんが殺されて、逃げて、
兄弟と女の子は、子供たちの施設にかくまわれるのですが・・・。
その施設も良くしてくれているのかと思いきや、
子供たちをお金を稼ぐ道具として使っていく、悲惨なインドの現実。

そんな、過酷な中で、兄弟は生き延び、幼馴染の女の子とは離れ離れになり、
兄弟は、少年～青年へと成長していきます。

弟は、ずっと幼馴染の女の子のことが心から離れず、
ずっとどこかで、ふとしたときに、目線は探し続けるのです。

兄はお金と闇に飲み込まれてしまいます。

ある日、弟と兄は喧嘩して離れ離れになります。
兄が、幼馴染の女の子と同じグループの中にいることを、
弟は突き止めて、とうとう会うことになるのですが、
また、事件があって、離れ離れになって、ああああ・・・。

そこで、インドで人気のある「クイズミリオネア」に出演すれば、
女の子も観てくれるのではないかと出演したんです。

クイズでは全問正解。不正か疑われ…。
なぜ、そんなに知識を得ていたのか？　
取調室で、謎が明かされていきます。

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カラフルなインド・自然の美しさ・輝く子供たちの瞳。
泥臭さ・不衛生さ・生き抜くために走る・隠れる・騙す・戦う。
貧しい街だったのが、急激に高層ビルが建設されていく激動の変化。

映像がとにかく美しかったです。センスがいいです！カッコイイ。
芸術作品です。本当に美しくて、息をのみました。
部屋の壁に映写しているのですが、できるだけ大きく引き伸ばしました。（笑）

今回の感情移入は、本当に映画の最後の方で、
急に涙がどっとこみ上げてきました。（涙）


一途な愛、責任感のある愛。
どっちに持っていかれるか？
人それぞれなのでしょうか。


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