ボイトレ♪ 大発見の日。

ボイトレでした。
宇多田ヒカルの『First Love』4回目です。
一進一退です。

宇多田ヒカルさんの歌を聴くのは好きでも、
カラオケで歌ったあとに、毎回違和感なので、
特に、ボイトレを習い始めて以来、歌わなくなりました。

ですが、今、苦手意識克服にチャレンジ中です。
宝地先生が、もっとねちっこく歌えと言うのですが、
宇多田ヒカルさんのは、それがやりにくいと感じるのです。

しかし、私がモノマネをする歌手は、ねちっこい声が多いので、
ねちっこい発声は「できる」ということが、まずわかりました。

それから、宝地先生が、奇妙なことに気づいたのです。
私の声は、歌いながら声が大きくなったり、小さくなったり、
ろうそくの炎が風に揺れるかのように、音量がいったりきたりしていました。
先生は、そんな発見をしたのは、初めてと言うではないですか。




私の印象として、宇多田ヒカルさんの歌は、音域が広範囲で、
すぐ隣の音も高低差があるのが、特徴なのではないかと。
なので、それに合わせて音程を合わせようとすると、
一音を7割くらいの音で終わらせて、
次の音に進もうとしてしまいがちな自分を発見しました。
こんなところに、せっかちさがまだ残っていたか。(爆)


ということで、ゆらゆらさせないことを意識して、
微動だにせずに歌ってみたところ、全く違う声の出方になりました。

今では、音が風に揺れるろうそくの炎のようになっていた自分を
客観視することができます。

不思議ですよね、さっきまで見えていなかったことが、
見えたとき、ああ、そうだったのか・・・となること。
星の王子さまの最初の挿絵が、帽子に見えていたのが、
ヘビとゾウにみえてくるように。

宝地先生の大発見により、成長できそうです。
大変充実したレッスンとなりました。

ありがとうございました。