運転免許更新で気をつけたいこと。

 いつからそうなったのか知りませんが、運転免許用の写真を持参できるとハガキに書いてありました。サイズと背景の指定があり、顔は普通の位置で撮影すればOKです。

 背景がブルーのあのデフォルトのは嫌だなと思って、持参することにしました。ヘアサロンのあとに撮影すれば、トリートメント後ですし、5年間は気持ちよく過ごせるでしょう!背景もグレーを選べば、ゴールドラインに品の良いグレーは、なかなかよさそうです。

 久々の快晴で、お散歩気分に。急遽、鮫洲の運転免許試験場へ行くことにしました。前回東陽町にしたので、ここは初めてです。リニューアルしたのか、広々とした空間で、どこかの空港のようです。

 夕方のため、ほとんど人がいなくて、スムーズにチェックカウンターを進みました。やさしすぎる目の検査のあと、写真です。

「持参した写真を使いたいんですけど」
ネットで調べていると、使えるかどうか確認があるとありました。普通に撮りましたし、もちろん大丈夫かと思ったら…。

「髪の毛が目にかかっているから、使えません」

「はぁ?!(怒) そうですか」

「あちらでしたら無料で撮れますし、もしご自身でというなら、あそこで撮れます。どちらになさいますか?」

「・・・・・自分で撮ります」
ここで、デフォルトを選ぶことは、己に負けてしまうことです。

 すっきりした館内に2台、自分で撮るマシンが置かれていました。こんなこともあろうと、一応ブラウスを着てはいたので・・・。800円で、なんと1回きりしか、撮影できないという厳しさ。女性判事に怒りがこみあげていましたが、どこにも当たるところはないので、(笑)とりあえず、これを成功させるしかないです。あの判事は、1日何人にNOを突きつけているのだろう…ちょっとした、同情もでてきました。



 写真は、むしろ2日前のよりもスッキリしています。再び判事に持っていくと、「OK」でました。

「え~。ダメなんですか?」
茶髪で、いまどきの前髪長めのメンズです。まるで、校門チェックにひっかかってしまった男子学生のよう。(笑)彼の様子を見て、笑っている私がいました。


 30分の優良者講習のプレゼンへ。50代くらいの女性が担当でした。30分という短い時間なのに、あれだけ情報とメッセージを詰め込めるものなのだと、感心。勉強になりました。

 講習後、待ち時間なしで新免許証受け取りです。自分の写真だけがグレー背景で、一目でわかりました。