小1通知表。

 ゆめちゃんの人生初の通知表を見せてもらいました。私たちの時は、教科ごとにランクが数字か英語で書かれていたというあっさりとしたものでしたが、現在のものは、なんだか、マクドナルドで勤めていた時の業績評価用紙と似ていると思いました。相対評価と言うよりも、絶対評価なのでしょう。周りを気にせずに、自分の中で頑張ればいいのです。

 始めから評価されるポイントが事前にわかっているということ。もし、いい評価を狙うとしたら、(笑)その項目に関して毎日注意を払えばいいのです。私はマックのときそうやって、どうせやるならいい評価と想いながら日々仕事していました。そこを意識してやることによって、気づけばバランスよくなっていったので、評価基準を事前に提示してあるということは、いいシステムだと思います。

 「通知表」で検索をかけてみると、たくさんの親がわが子の通知表をブログにアップしていました。全部「よくできる」というのもありましたし、二男は見せられませんとかもあったし、色々です。
 逆に、先生側の「所見文例ポイント集」みたいな本も発見しました。となると、相手の手の内も知ることが出来てしまい、通知表がますます当てにならないことになってしまいそうです。先生も困ったら、「この文例でいいや」と、なることもあるのではないでしょうか。オリジナリティーのある所見を書くには、先生も感性を磨かないといけないですね。

 ということで、ゆめちゃんに攻略法を少し教えてみることにしました。(笑)どうすれば、「できる」から「よくできる」になるか? (ちなみに画像は、ゆめちゃんの学校と同じような内容のものを見つけたものです)

Q:音楽:「身体を使って表現し、楽しく歌う」を「よくできる」にするにはどうしたらいいか?

私:音楽に合わせて、体を動かして聴くと、先生は「楽しそうに音楽を聴いているわ!」と思ってくれるから、「よくできる」に○がつくよ。

ゆめちゃん:えーーー。(笑)


Q:図工:「自分の思いを持ち、進んで造形活動を楽しむことができる」を「よくできる」にするにはどうしたらいいか?

私:絵を描くときにね、両手の親指と人差し指を使ってね、四角を作るのね。そのなかに、描きたいものが入るように合わせるんだよ。アーティストみたいでしょ。

ゆめちゃん:えー。(笑)。指でキャンパスの形を作ることを試みていました。

 私の人生初の通知表は、たぶん「オールB」だったと思います。弟や妹は「オールA」のときがあったと記憶しています。でも全く劣等感もなく、むしろ弟や妹を誇りに思っていました。今と全く性格が変わっていません。(笑)