小さなお手伝い。

 先日、お台場の砂浜を特に目的もなく散歩をしていたら、3歳くらいの男の子がボールを追いかけて来るのが見えました。私のほうにボールが転がってきたので、止めて拾ってあげると、「謝々」とニコニコしながら言ってきました。

 ホテル日航台場の化粧室で、7歳くらいの女の子が手を洗っていて、水を出しっぱなしにしたまま、石鹸をつけていたので、お母さんに注意されていました。お母さんが水を止めると、「ママ、出口で待ってていいよ」と女の子。その子は、肘の手前まで石鹸を伸ばして、マイペースに泡だてて洗っていました。

 しかし、泡を流そうとしたときに、「あっ」と思ったのでしょう。腕まで泡がいっぱいで、蛇口をひねることに躊躇していたのです。(笑)動きが止まっているのが見えたので、蛇口をひねってあげると、「ありがとう」と小さな声で私に言ってきました。



 自分を必要としている人が身近にいましたね。(笑)