台風一過、窓掃除。




 昨日の台風の風雨が強くなる前に、植物たちを部屋に避難させました。かつて、大切にしていた植物が折れてしまったことがあったので、外に出しっぱなしでは眠れなくなるからです。外の風の音がときにはミシミシと壁を通じて聴こえて来たり、なんだか子供のように見えない何かを勝手に想像して怖くなっているかのような気分になりました。

 朝起きて、雨はやんでいたのですが、沸点のお湯の入ったやかんのような音が、時折聞こえてきます。風が怖すぎて、いつもより書き物に集中できずに時間がかかり、3時間くらい格闘していました。

 そんな日に限って、カランレッスンの確認テストの日です。1問目のヒアリングから「え?」となってしまって、びっくり。普段からできるわけではないのですが、それにしても調子が悪く、こんな風になるんだなぁと自分を観察しつつ、だんだん慣れてきたころにレッスンが終了しました。

 まだ、風が鳴り止みません。部屋のBGMのピアノの音を大きくして、風の音を聴こえないようにしてみたりしました。そして風が落ち着いてきたところで、台風の雨水がついた窓のスクイジー清掃を。このマンションのなかで、きっといち早く台風後に窓掃除をしたんじゃないかと思います。






 東京湾の色はまだグレーががかっているけれど、遠くの陸まで見えるくらいに空気は澄んでいます。スッキリしてきました。台風に窓掃除をさせられて、何も考えずにできることが今必要だと気づきました。