35年後の世界。

 昨日はコンサートのあとに、6年2組のクラス会がありました。その前に少し時間があったので実家に立ち寄りまして、みんなに歓迎してもらいました。そんなおばさんのポジション、気に入っています。ちなみに、父がことちゃんとゆめちゃんに混じって、たこ焼きパーティーをしていました。

 この後クラス会があるからすぐに家を出なくちゃいけないと伝えるのにこんな言い方をしました。「30年後のせいちゃんの友達たちに会いに行く感じかな」と言うと、「30年後のせいちゃんに会いに行くの?」と繰り返し、姉たち爆笑していました。そしてゆめちゃんが、「ひとみちゃん、絶対に若く見えるね!」と太鼓判。そう見えていてよかった。現状維持をするにも意志との闘いですから!

 それからゆめちゃんの運動会のダンスも部屋の中で見せてもらって、おばさん感動しました。短い時間でしたが、実家に寄ってよかったです!

 

 小学校近くの中華屋集合です。母に車で送ってもらいました。越境入学していたので、実家から4キロくらい先です。母が私よりもその後のクラスメイトのことに詳しくて驚きました。というのも、バレエを今も習っていてそのつながりから聞くようで。

 10分くらい遅れて到着すると、10人くらいがもう着席していました。7年前に会って以来ですし、ちょくちょく会っている人もいるみたいで、もう会場は温まっていました。

 35年後の世界は、あまり変わりませんでした。小学生の頃の雰囲気をそのまま持ってきた感じです。私はほとんど記憶がないのですが、ものすごく詳しく覚えている人もいて、驚きました。好きな女の子をめぐり、決闘も行われていたようですね。(笑)

 私が記憶があるのは、先生たちのことです。子供のころからどんな大人になるか? モデルを探していたのかもしれません。

 卒業文集を持ってきてくれた人がいて、自分のページを開いてみると、特にインスパイされた先生への感謝を書いていました。

 友達よりも大人に感心を向けていたようです。友達も私の記憶と言えば、書道が上手とか、私のお誕生日会が楽しかったとか、ある人は、「欽ちゃんの仮装大賞のオーディションを受ける時に、リーダーとしてまとめてくれたよね」と言われました。私は出場しないのですが、そういえば段取りしてあげてましたね。自己基盤とサーバントリーダー。今と変わりありません。

 1次会は、「過去」の記憶を辿る時間となりました。

 2次会は、「過去から今へ」

 相変わらず過去記憶がないので、話を聴いて爆笑してばかりでしたが、よく会う幼馴染のメンズ友達もいたので、「今」の話が振られ、 私が話す番になりました。

 あの頃、私立受験していた仲間たちばかりですので、いい会社に就職したり、お子さんも名門校へ行っていたり、皆さんしっかりと暮らしている印象です。「大東京の中央に…」という出だしの校歌のでしたからね。

 そんな中、31歳に独立して、ひとり暮らしをして自由すぎる私は、多分誰も想像できないような生き方になっていることに気づきました。

 「お客さんから、サインくださいとか、一緒に写真撮ってくださいとか言われてたもんな」

 そんなこともありましたね~。小学生の頃の自分からしたら想像もつかない自分になっていましたね。

 そして「GO TO TRAVELのときに、12か所のホテルに泊まった」と言うと、ものすごい行動力と驚かれました。暇ですからね。(笑)

 最近は、自分の中ではありえなかったことを始めることが、マイブームになっているという話もしました。自炊、弾き語り、山登りなどです。

 独立して16年間も自分の時間ばかりを過ごしていくと、こうなってくるんでしょうね。山登りは初心者ですが、自分の人生を生きることは、スペシャリストになってきたのかもしれないと、相手を通して自分を知りました。

 3次会はカラオケのようでしたが、もう23時ですし、ブログも書かなくてはならないし、美容のためにあえなく帰宅しました。それにクラス会って、男女混合だから、女性だけのトークよりも、さらに盛り上がりますね。

 次の35年後は、82歳か!(笑)