ウィル・スミス VS クリス・ロック

 昨日は英会話で、映画好きとしてはやはりアカデミー賞のウィル・スミスVSクリス・ロックの話になりました。

 日本人としてはウィル・スミスの心境も理解できるし、クリスはコメディアンとしても口が悪かったのではないかと思うし、だけど暴力はいけないよね…みたいな考えをしていると伝えました。

 一方、英会話の先生としては、「僕は、クリスサイドだね、完全に。クリスは、コメディアンとしての仕事をしただけだから」と。しかも、英会話の先生はあのシーンをボディーランゲージまで追求しようとして、50回くらい再生を繰り返して観ていたそうなのです。(笑)そこには、クリスが自分の手を後ろに回す姿が見られ、自分を止めるためにそうしていたのではないかと。

 ふむふむ。外国へ旅行したとき、クレームを伝えることが困難に感じることってありますよね。解釈が冷たすぎ。何度も「星の王子さま」を読ませたいと思ったことか!(笑)

 しかし、日本人は「ウィル・スミスカッコイイ!」に偏りすぎていることも、どうかなぁと思うところもあったり。

 結局のところ、私はやはり暴力はいけないと思うし、あの場で起きたハプニングで、『CODA』も『ドライブマイカー』の受賞も、もっと祝福されてもいいはずなのに、ウィル・スミスにニュースが持ってかれてしまったところを見ると、冷静に考えてあそこで私情を持ち込むのは控えるべきだったのかなという結論に至りました。

 あなたはどう思いますか?